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末っ子皇女殿下の作品情報
| タイトル | 実は私が本物だった |
| 著者 | Stonehead (AKEO STUDIO) 、SAHA |
| 話数 | 86話 |
| 連載 | FLOS COMIC |
| 登場人物 | エニシャ、ロドゴ(陛下)、ヘラード、ロシエル |
| wikipedia | — |
知らぬ間に張られていた魔法陣によって、ヒペリオン帝国の末っ子皇女として前世の記憶を持ったまま、生まれ変わってしまったアルカスの大魔導師様。
エニシャと名付けられた彼女は、遠い昔ヒペリオン帝国の初代皇帝が受けたお告げの3つ目の星として育てられることに…
凶悪で恐ろしい陛下と兄である皇子2人をメロメロにさせることに成功したエニシャは、次々に陛下に狙われた人々の命を守り続け、信頼を得ていくのです。
しかしある日突然、国を司る三頭会の1人で、魔法使いの中でも最も強い大魔導師を失ったアルカスは、懸命に大魔導師探しを行っていきます。
1歳の誕生日には三頭会のメンバーであるノクシタと接触しますが、魔力が弱くバレずに乗り切ることができました。
それでも成長と共に魔力が強まるだろうと予想しているエニシャは、将来自分を巡ってヒペリオン帝国とアルカスが戦争を起こすのではないかと不安でたまらないのです。
果たして、エニシャと国々の未来は…!?
末っ子皇女殿下のキャラクター
![]() 【エニシャ】 |
本作の主人公。
アルカスの大魔導師だった前世の記憶を持ったまま、ヒペリオン帝国の3つ目の星として生まれ変わってしまった。 皆から恐れられている陛下と皇子たちをメロメロにして、上手に手のひらで転がしていく。 |
![]() 【ロドゴ(陛下)】 |
ヒペリオン帝国の陛下。
最初は見向きもしなかったエニシャの作戦に見事ハマり、周りもドン引きの親バカっぷりを発揮している。 不満なことがあるとすぐに、処刑を考えてしまう短気な性格。 |
![]() 【ヘラード】 |
帝国の1つ目の星。
太陽をそのまま写したような外見に、好戦的な性格や規格外な剣術の腕前も父親とうり2つ。 幼い頃からロドゴと共に戦場に赴いていたりもしたほどで、次期皇帝候補としても有力。 |
![]() 【ロシエル】 |
帝国の2つ目の星。
月をそのまま写したような外見で、亡き皇后の名を受け継ぐ者。 優雅だが冷酷、剣の腕も良かったけれど、体を動かすのが大の嫌いというヘラードとは正反対な性格の持ち主。 |
末っ子皇女殿下の原作
末っ子皇女殿下はピッコマのアプリで独占配信されている人気作品。
ピッコマのオリジナル作品は基本的に韓国で配信しているkakaopageというサービスと連携しており、そこからピッコマに日本語翻訳されているのです。

漫画自体も韓国語で翻訳できませんので、韓国語が読めれば先読みも可能です。
2022年6月現在全95話となっているようなので、ピッコマより10話ほど先を行っていますね。
「なろう作品?」という声もありますが、韓国ではこのような作品が多く、日本人が好きそうな内容がピッコマに流れてきている印象です。
なので、原作が小説家になろうと勘違いしてしまう人も多いですね。 他にも韓国原作の漫画がピッコマで読めるので楽しいですよ!
末っ子皇女殿下の各話あらすじ
「末っ子皇女殿下」のあらすじ・感想を紹介します!
4話
帝国の1つ目と2つ目の星は双子の兄弟でした。
第一皇子のヘラード・ロドゴ・ヒペリオンは太陽をそのまま写したような外見に、好戦的な性格や規格外な剣術の腕前も父親とうり2つ。
幼い頃からロドゴと共に戦場に赴いていたりもしたほどで、次期皇帝候補として有力です。
第二皇子のロシエル・イメレタ・ヒペリオンは月をそのまま写したような外見で、亡き皇后の名を受け継ぐ者。
優雅だが冷酷、剣の腕も良かったけれど、体を動かすのが大の嫌いというヘラードとは正反対な性格です。
そんな2人にも唯一共通する部分はありました。
それはーー…
2人ともイカれたヤツだという事だったのです。
双子の兄弟は見た目も性格も正反対で、見ていて非常に面白いです。
次期皇帝候補と言われるほどの実力を持つヘラードですが、ロシエルに逆らえない姿が、なんとも微笑ましいですよね。
今回エニシャを救ってくれた兄弟は、これから先もきっと力になってくれる事でしょう。
2人の圧がすごいですが…
5話
やっと現れた皇宮の護衛に、ヘラードは怒りを露わにしています。
「まるでゴミだな」と剣を手にするヘラードに、護衛騎士達はひざまずき頭を下げるのです。
ヘラード「そこのお前」
「皇女がどんな存在なのか言ってみろ」
護衛騎士「な…長らくヒペリオンの念願でもあった3つ目の星であり無限なる栄光の証です!」
ヘラード「そう よく知ってんじゃん」
「なのに…」
「どうしてなのかな?」
「そんなに死にたかった?」
上から護衛騎士達を見下ろすヘラードの表情はとても恐ろしく、身震いしてしまうほど…
しかし、すぐに殺してしまっては面白くないと悩んだ末に、エニシャに決定権を与えてしまったのです。
最終手段の涙という武器を使ったわけですが、なんとか作戦は成功。
本当にギリギリのところで、終始ヒヤヒヤしながら見ていました。
この事件以降、護衛騎士がエニシャのためにさらに力を尽くしてくれることになったので、非常に恐ろしい事件ではあったものの結果プラスの出来事となったはず!
エニシャたちの生活は平和になり安心しました。
しかし何やらまた不穏な動きが出てきました。
アルカスで大魔導師様を探していることが発覚しました。
大魔導師様はつまり、エニシャのことだと思うのですが、果たしてこれからエニシャの未来はどうなってしまうのでしょうか。
6話
両手を広げて笑顔を見せるエニシャが、ついに「パハ」と”パパ”らしい言葉を話しました。
この日のためにこっそり毎日練習していたのです。
ロドゴは、持っていた紙を握り潰し非常に恐ろしい剣幕で、メイドたちに問いかけます。
ロドゴ「今……パパって言ったような…しかもかなり正確に」
「どう思う?」
「確かにパパって言ったみたいだがどっちだ?」
メイドたち(陛下、選択肢がひとつしかないんですが…)
メイドたち「おめでとうございます陛下!皇女殿下が言葉を話せるようになりました!」
猛獣などと言われている姿はそこにはありません。
ただあるのは親バカさだけ…
ロドゴの言動にビクビクする家臣やメイドたちの様子を見ていると、確かに恐ろしい存在なのが伝わってきますが、エニシャの前では決してそんな顔をしないギャップが面白いですね。
完全にロドゴはエニシャの手のひらで転がされているのがよく分かります。
そして親バカパパは、生誕祭を開くことを決定しました。
前例のない大きなものになるとのことですが、エニシャは無事に1日を乗り切ることができるのでしょうか?
また誘拐のようなことが起こらないよう願うばかりです。
7話
画家「おお!こうやって掛けてみると…完成したことを改めて実感しますなぁ」
「ほんとに私の最高傑作ですよ」
壁一面に大きなエニシャの肖像画を、あの時命拾いした画家が完成させました。
画家の魂が込められた世紀の名作だと護衛騎士もうっとりした様子で眺めています。
お互いに、エニシャによって命を救われた身として、気持ちが通じるところがあるようです。
もちろん、エニシャに救われたのは2人だけではありません。
恩恵を受けた人を並べれば皇宮を一周すると言われるほどにまで、なっていたのです。
限定品や舞台まで作られて、エニシャがいかにみんなに愛されているのかが非常によく伝わりました。
皇子たちの溺愛ぶりも相変わらずで、もう微笑ましいったらありゃしない!
大盛り上がりになること間違いなしな誕生日ですが、エニシャには不安要素ができてしまいましたね。
大魔導師として治めていた、アルカスからも人がやってくるとなると、誘拐だけでなく、バレないように気を付ける必要性も出てきました。
果たして無事に1日を終えることができるのでしょうか?
8話
ついに迎えた誕生日当日。
ドレスを着て、ヘアセット中のエニシャは、ベビーチェアに乗せられています。
すると突然メイドが宴会にやってくるザドカル公国の王子様について話始めたのです。
まだ幼いというその王子は、むやみに口に出してはいけない人物のようです。
理由が気になるエニシャは、メイドたちをうまく誘導して詳しい話を聞き出そうと試みるのです。
作戦通りに上手く行きやっと話が聞けそうになったところで、皇子たちが現れその場が凍りつきます。
最初に王子の話を出したメイドは、自らの命の危機を感じ俯いています。
しかしヘラードは今日も可愛いエニシャにしか興味がありません。
謎の男たちによる襲撃があり、帝国の力を目の当たりにすることとなったのです。
大魔導師であったエニシャにとって魔法によるシールドの存在は、見慣れたものですが、帝国の使っているものも意外と高性能なようでした。
これから帝国がどんなことを仕掛けてくるのか、目が離せませんね。
それと新しく、人質となったザドカル公国の王子が加わりました。
詳しいことは分かっていませんが、エニシャに危害を及ぼす人間でないようにと願いたいですね。
メロメロにされて可愛がってくれる人が増えてくれますように。
9話
大陸中から多くの来賓が駆けつけ、盛大に宴は始まりました。
しかし会場内は日中の攻撃の話題で持ちきりです。
男「こんな大っぴらに挑発されたのは初めてではないでしょうか」
男「すごい宣戦布告でしたね…」
女「どこの国だか知りませんがとても愚かなこと」
3人(そのうち地図から消されますね、かわいそうに…)
そこに、盛大な音楽と共にエニシャを抱き抱えた陛下が登場します。
もちろん両脇には皇子たちを連れています。
他の招待客たちが、特別に用意したプレゼントを持ち寄る中で、アルカスはなんと魔法を贈り、帝国との交流を始めると宣言したのです。
そろそろアルカスも開国の時だと納得するエニシャでしたが、ノクシタの登場には驚いたようですね。
今のところまだバレていないような気がしましたが、最後エニシャに向けられた視線は、バレていたからなのか、虜になっていたからなのか…
陛下の様子からして、エニシャをアルカスへ返すようなことがあれば、両国の大戦争は必至でしょう。
エニシャがうまく乗り切る手段を思いついてくれれば良いのですが、それにはまだ時間が必要そうなので、しばらくはアルカスにバレずにいたいところです。
まずは両国が良好な交流が深められますように。
10話
盛り上がっていた会場内がある人物の登場でザワつきはじめました。
ついにザドカル公国の嫡男の登場です。
「本当にみすぼらしい」
「やせ細った体…まるで死体のようですわ」
「あの表情見てくださいよ」
人質も同然の王子に向けられる視線は冷ややかで、エニシャは複雑な心境です。
エニシャ(初めて会ったノクシタやベルアンと同じ目をしてる)
(ほったらかしたらきっと問題を起こしそうな…)
エニシャたちの前まで来ると、たどたどしい言葉で挨拶をしてみせる王子。
周りから向けられる冷ややかな視線と、ヒソヒソ話されるトゲのある言葉が、見ていられない状況でした。
これまでと同様に王子を救ってあげようとプレゼントの毛皮に食いついたように見せたエニシャでしたが、まさかそれが親バカっぷりを炸裂させる要因になってしまうなんて、予想もしていなかったです。
死んで転がってるオオカミの毛皮という言葉には笑ってしまいました。
エニシャが喜ぶプレゼントがもらえたことを、素直に喜んで終わりといかないのがさすがアルカスの陛下と皇子!
忘れてはなりませんね。
そして無事に終わったと思われた誕生会でしたが、なんだか嫌な予感のする終わりでした。
エニシャはどうなってしまうのか、ますます目が離せません!
11話
夜、目覚めたエニシャの目の前に広がっていたのは、メイドたちが倒れているという信じられない光景です。
エニシャ(みんな眠ってるだけだけど睡眠香の匂いはしないし)
(メイドたちはそれぞれ別のものを食べてたから薬でもない)
(するとあとは…魔法)
(!!)
ノクシタ「…皇女さま起きてた」
エニシャ(ほんと…呆れたよノクシタ)
しばらく無言で見つめあっていた二人。
ノクシタがエニシャにゆっくりと手を伸ばすと、突然頭を撫ではじめたのです。
最後にエニシャを抱きしめ、髪の毛を少し食べたノクシタは、はちみつの味がしないと意味不明なことを言って落ち込んでいます。
絶望の淵に立たされていたノクシタにとって、エニシャは希望だったのかもしれません。
それだけ大切に思っていたからこそ、探し回るであろうことは予想できたはずだったとエニシャの心も痛んでいました。
しかし今の状況でエニシャがアルカスに帰るとなれば、大戦争不可避。
今後もし正体がバレてしまった時、どう対応していくのか今のうちに考えておく必要がありそうです。
そもそもエニシャはこのままずっとエニシャとして生きていくのか、大魔導師であったという過去はどうなってしまうのか、今のところ全く予想がつきませんね。
しかし今はエニシャとしての人生。
プライドの高いラッツフェルト夫人の教育を受けることになったとあって若干心配しましたが、エニシャの可愛さに早速射抜かれていて、見事なオチでした。
陛下の親バカっぷりに若干バカにしたような感のある夫人でしたが、エニシャはどうやってイメージアップを図っていくのでしょう。
次回展開が楽しみです。
12話
プライドと気位の高さから、生徒を選んできたラッツフェルト夫人ですが、エニシャの可愛さに早速心射抜かれてしまっています。
よちよちと歩いて陛下の元へと向かう途中、つまづいて転んでしまった時には、すぐにそばに駆け寄ると手を取って起こしてくれました。
無事に陛下の元へたどり着き、安堵する夫人にはエニシャが天使にしか見えないのです。
ラッツフェルト夫人(まさに天使!!)
(きっと皇女殿下は道に迷った可憐な天使の生まれ変わりなんだわ)
(あんな人からこんな皇女殿下が生まれるなんて信じられない…)
エニシャは陛下に抱き抱えられると、会いたかったと甘えて、陛下もデレデレ…
ラッツフェルト夫人は、二人のイチャイチャする様子をじっと黙って見つめているのでした。
アルカスの感覚で、ちょっと天才設定にするつもりが、かなりやり過ぎた感満載な結果となってしまいました。
目の前で起きている光景の訳がわからず、白目になっている夫人の姿…最高です。
これからどんな教育を受けるようになっていくのか非常に楽しみですね。
そして最後はなんとも後味の悪い終わりを迎えました。
真珠貝を取りにいくと出て行った陛下とヘラードでしたが、一体どの国を滅ぼしたのでしょう?
この間の攻撃を仕掛けて来た国ならまだしも、全く関係のない国だったら恐ろしいですし、真珠貝を採る目的も未だ謎です。
ノクシタのような人を作らないためにも、不必要な戦いでないと願いたいです。
13話
翌朝、ロシエルがもう一度ゆっくり説明してくれました。
陛下とヘラードは戦争のために出向いたのです。
誕生日以来暗殺者の足は嘘のようにばったり途絶えたが、それでもロドゴは自分の宣戦布告を実行に移した形となりました。
彼らが向かったのは、クアンテア群島のアーキラ連邦。
そこが選ばれた理由は単純で、大陸中に知れ渡る美しい海岸線と良質な真珠がエニシャへのプレゼントにぴったりだというそれだけのことでした。
陛下とヘラードが戦場で大陸の人々を震え上がらせている間、皇宮ではロシエルが摂政を務めました。
相変わらずの親バカ!とツッコミたくなりました。
もうすぐ二人も帰ってくるかもしれないエニシャの2歳直前の日常が描かれていた今回のストーリーでしたが、だいぶ言葉も増えて来てなんだか私まで成長に感動してしまいました。
私も陛下や皇子たちと同じく虜にされているかもしれません。
散歩へやって来たエニシャは、久しぶりにザドカル王子と再会することになりました。
誕生会の時よりも痩せ細った体とを心配して食事を用意するエニシャは、普通に喋れる王子に驚きを隠せない様子でしたが、もしかすると老樹の魔力のおかげだったり!?とも思えて、今後の展開からますます目が離せません。
14話
ザドカル公国は大陸の北部にある小さな雪国で、雪と氷の精霊が宿っていると伝わるそこの万年雪は、ザドカルに強く神秘的な印象を与えていました。
しかし、この美しき雪国の王室の現状は乱雑なものだったのです…ーー
病で寝たきりになった王、そんな王をカラクリ人形のように操る”カルティナ夫人”とその息子。
そして王妃が出産で亡くなってしまい一人残された、正式な王の後継者カヒル・ザドカル。
さらに自分の息子を王位に就かせようとするカルティナ夫人の計略により、ザドカル王子は王位から押し退けられただけでなく、見知らぬ帝国であるヒペリオンへと追い出されてしまったのです。
それはエニシャも同じで、自らのヘアピンを手渡して逃げるようにとアドバイスしていました。
受け取りはしたものの果たして王子はどのような未来を選択したのでしょう。
一度は姿を消し、大きくなってからエニシャのために恩返し的なことをしてくれる展開を個人的には期待しています。
エニシャの絵心を見ていると完璧と思われる人にも苦手なものはあるんだなと痛感しますね。
ロシエルの点線をなぞる方法も面白かったですが、ヘラードの強引かつ革新的なやり方はもう笑うしかないという感じでした。
そして、季節はついに冬を迎え陛下とヘラードがいなくなってから長い月日が流れました。
そろそろ親バカぶりが見たいですよね。
15話
陛下とヘラードは、戦争を続けていました。
クアンテア群島のアーキラ連邦の王はそこまで迫りくるヒペリオン軍に、最終手段として秘密通路からの脱出を行うことに決めました。
そうなると軍の指揮者がいなくなると困惑する部下に「うるさいっ!王族のために死ねることを光栄に思え!」と突き放すと、自らの命を守るため秘密通路へと向かったのです。
王(くそっいったい何がどうなってんだ!)
(ヒペリオンが血筋の安否にこだわるなんぞ初耳だぞ!)
ある意味ちゃんとした理由があって安心しました。
それにしてもクアンテアの王の態度は、上に立つ者と思えないものでした。
兵士を見捨てて逃げ惑う姿は本当にもう…
しかししっかりと陛下が処分してくれたので、なんだかスッキリしました。
あの国の人々が、これから平和に暮らせると良いですね。
やっと陛下とヘラードが帰ってきそうですが、果たしてロシエルはなぜワクワクしているのでしょうか?
単純に子供として親の帰りが楽しみなのか、何か企みがあるのか…
いたずら好きな性格からすると後者でしょうかね
16話
時は流れ、エニシャは二度目の誕生日を迎えました。
記念硬貨が発行され、皇城前の広場では展示会や賛美会が開かれたのです。
皇女宮は各国からの贈り物で溢れかえり、その規模は並大抵の王国の宝庫に匹敵するほど…。
贈り物はサイの角や、虎の骨みたいな珍しい薬剤から、ムスクのような香水、アロマオイル、貴重な宝石まで様々です。
特にやましさを感じていた国々は命をかけて媚びへつらっているようでした。
こんな状況であるため、帝国の実権を握っているのはエニシャだという人もいるほどなのです。
もちろんロシエルからもプレゼントをもらいました。
ロシエルからは書斎という想像すらしなかったプレゼントをもらっていましたが、以前絵本では簡単すぎて面白くないという場面があったので、エニシャに非常にぴったりな選択だなと思いました。
魔法が少し使えるようになるなど、2歳のエニシャの成長が止まりません。
そしてついに陛下とヘラードが帰ってきました!!
事前打ち合わせ通り、忘れたふりを見事にしてみせたエニシャ。
おみやげまで用意したのに、忘れられているという最悪の展開に、完全に撃沈の2人でした。
どうやって思い出させていくのでしょう。
また一波乱ありそうですね。
17話
エニシャは陛下と二人の皇子に囲まれています。
忘れたフリをしたせいで明らかに不機嫌そうな陛下とヘラード。
もちろんロシエルは嬉しそうに笑っています。
ロシエル「ラッツフェルト伯爵夫人曰く、幼児は長い間顔を合わせてないと忘れてしまうこともあるらしいのです」
陛下「……忘れる?俺を?」
ヘラード「シワクチャ〜お前がシワシワの時からずっと見てきたんだよ…覚えてないのか?」
陛下「俺がパパだぞ」
ヘラード「俺はお前のおにいたまだ!一番目のおにいたま!」
ロシエルのいたずら心で忘れたフリをしたので、ロシエルは非常に楽しそうでしたが、二人はもう必死。
しかしそんないらずらが、まさか魔法使いを呼ぶという展開に繋がるなんて想像もしていませんでした。
魔法が使えるようになりつつある以上、もし失敗すれば何か悪い方へ転がる可能性も十分考えられます。
どうかまだエニシャが十分に魔法が使えるようになったり、言葉が話せるようになるまで、今のままでいられますように。
18話
魔法使いデル・ハルインは、生まれつき優れた魔法の才能を持ちながらも魔力向上のため日頃切磋琢磨に努めていた。
そうやって皇宮の首席魔法使いの座まで登り詰め、魔道に入ってはや数十年。
今、彼は人生最大の危機を迎えていた。
エニシャの記憶を取り戻すため、陛下に呼ばれたデル・ハルイン。
まずは魔力を使って、エニシャの今の状態を診断すると言って、エニシャに手を差し出すようにお願いします。
しかしエニシャは一向に手を差し出すことなく、むしろ不機嫌そうにそっぽを向いてしまいました。
まるで人見知りのような態度をとるエニシャに、デル・ハルインはもうタジタジなのです。
しかしそのせいで、エニシャは自らの体を深く傷つけてしまったのです。
もしかして大魔導師であることがバレたかという不安よりも、エニシャに何かあったら…という不安の方が正直大きい結末となりました。
果たしてデル・ハルインは陛下にエニシャの魔力をどのように説明するのでしょう。
目を覚ました時に、大変なことになっていないと良いのですが。
19話
目を覚ましたエニシャが見たのは、心配そうに見守る2人の皇子たちの姿です。
エニシャの目覚めに2人が力強く抱きしめ、思わず失神してしまそう…
ヘラードに憶えているかと聞かれたので、覚えいていると素直に答えると、目の前で大号泣されてしまいます。
しかしエニシャは眠る前の記憶が全くないのです。
少しずつ記憶を辿っていくと、デル・ハルインに魔力を使ったのが思い出されます。
エニシャ(魔力が爆発したんだ!)
(いくら封印された魔力を無理やり捻り出したとしても、たった3秒止めただけでこんなことになるなんて…)
嬉しくって涙するヘラードがとても愛おしく感じられましたね。
2人のくだらない兄弟喧嘩はどれだけ見ていても飽きないものです。
そしてそんな平和な!?日常から一転して、陛下の暗い過去が描かれていました。
幼少期の辛い経験が、周りの人に心を開かない陛下を作り出していました。
しかしエニシャがあっという間に心へと入り込み、陛下にとっての全てになってしまったのです。
本当に子供の存在は偉大ですが、何よりエニシャの技ありきでしょう!
これからもどうか3人まとめて、エニシャの好きなように転がされていて欲しいです。
20話
エニシャが目を覚ましたと呼ばれてやってきた陛下は、なんだかとても泣き出しそうな顔をしているのです。
それを見たエニシャは、何も言えなくなってしまいました。
エニシャ「パパ…あたちはだいじょうぶ」
陛下「記憶が…」
エニシャは陛下に抱きついて、にっこりと微笑むのです。
皇子たちも集めたエニシャは、ベッドの傍に座ると魔法を学びたいと宣言しました。
いくら説得しても意地をはってお手上げ状態の皇子たちは、陛下に全てを任せようとするのですが、エニシャは陛下にも同じように一歩も譲らない態度で説得をするのです。
騒ぎ立てるのではなく、ただ静かにエニシャの回復を願いながら待っていたというデル・ハルインの言葉からも、エニシャへの愛を感じます。
優しくなりすぎて皇宮内が緩んだ雰囲気にならないか、若干心配の感情すら湧いてきますね。
そしてそしてデル・ハルインがエニシャについて完全に感づいていてどうなることかと思いました。
もしバラすようなことがあればと焦りましたが、忠誠を誓い守ると宣言してもらえたのは心強いです。
帝国の運命を左右するから健康でいてほしいというのには笑ってしまいしたが、とにかくエニシャにとって良い環境が整ってきたことを嬉しく思います。
これで少しはアルカスにバレないよう時間稼ぎができるはず…そう信じています。
21話
陛下と一緒に寝ると言い出したエニシャに、皇子たちはなんとか止めなければとあれこれ言っています。
しかし今日は陛下と寝るから皇子たちはまた今度と、キッパリ断言したエニシャ。
2人の心は折れてしまい、それ以上何か言ってくるようなことはありませんでした。
陛下の部屋へと向かう途中、エニシャは体が完全に治るまで一緒に寝るようにと言われます。
なんとエニシャが倒れている間にヘラードが暴れ出して、皇女宮が破壊してしまったんだそう…
本当に父親そっくりと思うと、開いた口が塞がらないのです。
過去の記憶がありはするものの、ちゃんと子供らしさも持っているように思えて、なんだかホッとしました。
もはや私にとっても、小さい頃から知っている姪っ子のような感覚になりつつあります。
これからもあの3人男に囲まれて、のびのび育ってほしいですね。
そしてなんだかとても不思議なことが起きましたね。
ザドカル王子は一体何をしにやってきたのでしょう。
エニシャが気付いていた瞳の変化が何を意味するのかも非常に気になります。
あの照れ方からするに悪いようにするためにやってきたわけではなさそう!?と思いました。
また近いうちに会えると良いですね。
22話
雪と氷だけで覆われていた太古の世界。
大陸を放浪していたザドカルは北のとある凍土で銀色の美しいオオカミに遭遇しました。
ザドカルはオオカミと友になり長い時間を過ごしたものの、混沌とした世界のせいで、銀色のオオカミは矢と剣によって命を落としてしまったのです。
血をながす友を抱きかかえ泣き崩れるザドカルの前に、銀色に光るオオカミの姿をした神々しい存在が現れました。
その神々しい存在は、自らを雪と氷の根源であると名乗り、ザドカルの望みを叶えてくれると言ったのです。
そしてザドカルは、友である銀色のオオカミの墓が建てられる場所が欲しいと願いました。
ザドカル一族が誕生するきっかけとなったのは、銀色のオオカミを失ったことがきっかけでした。
ただ、ザドカル王子の聞いていた精霊の声と、最初に登場した精霊の声では言葉使いに大きな差がありました。
つまりザドカル王子の聞いている精霊の声は、あの時見せしめとして弟にやられてしまった白い子犬なのだと思います。
ただ、その精霊が言っていた”僕たち”という単語が気になりました。
精霊は一匹ではないということになりますよね。
代々受け継がれ増えていくものなのでしょうか?
分かったようで分からない部分も多いので、もっと知りたいと思ってしまいました。
そしてザドカル王子はエニシャの存在を、僕の星だと言っていました。
過去の辛い生い立ちもあるため、変に依存傾向にならないと良いのですが…
23話
今日のエニシャは魔法使いデル・ハルインとの勉強会です。
図書館で会おうと約束したにも関わらず、エニシャを迎えにやってきたデル。
デルはこうしてエニシャと散歩するのが楽しみなのだと言って笑っています。
散歩をしながら図書館へと向かう2人は、メイドに会い挨拶を交し、さらに進んでいきます。
始めて会った時よりもずっと大きくなり胸がいっぱいだと、まるで親のようなことを言っているデルに、エニシャはからかわれている気がして少し照れ臭いのです。
デルがエニシャの成長を喜ぶのも当然、エニシャはもう3歳になったのです。
デルとエニシャの関係は良好で、デルも陛下や皇子たちと同様にエニシャの大ファンといった印象を受けます。
気になるのが、デルが魔法を教わっているというところですが…
魔法を教えているエニシャはある意味見てみたいですね。
そして問題はエニシャのお友達作り大作戦です。
陛下の登場によって、何も特別なことはしていませんが、友達候補たちが大泣きしてしまうという、まるで地獄絵図。
唯一話しかけられそうだった女の子には、嫌がらせを受けてしまいました。
グッと我慢したエニシャ偉い!と思ったものの、そこへ登場したのはヘラードでした。
もうさすがこの親子…としか言いようが無いです。
それだけエニシャが大切にされていると分かりはするのですが、時にはそっと見守ってあげてほしいです。
きっとそんな日は来ないのでしょうけれども…。
エニシャにお友達ができる日は来るのか!?
今後の展開に期待したいです。
24話
ヒペリオンの血統は他と比べ圧倒的に強く優れている
そのため人々は彼らに憧れを抱き神のように崇める者も多かった
しかしそれと同時にその分ヒペリオンを恐れていた
捕食者のオーラを漂わせる彼らに普通の人々は本能的に恐怖を感じたからだ
ゆえにエニシャ・ロドゴ・ヒペリオンは双子の皇子にとって特別な存在だった
エニシャとの最初の出会いは彼らの短い人生の中で最も印象深い瞬間だった
枕なんかで窒息死にかけるほど弱々しい赤ん坊が、血塗れな自分たちの顔を見てニコニコと笑っていたあの日
もうエニシャが気になって気になって仕方がないのでしょう。
陛下のせいで壊された雰囲気を、取り返しのつかないものに変えたのはヘラードでした。
さすが親子!と言いたくなりますが、イリオサ令嬢のやり方は姑息すぎて、個人的にはヘラードが助けに行ってくれて少し嬉しかったですが…
ロシエルの言うようにやり方を考える必要があったかもしれませんね。
エニシャはイリオサ令嬢になにもしないようにと忠告しましたが、これで彼女がまた調子に乗って何かしてくるのでは?とも思えます。
その時にはまた陛下や皇子たちがそれぞれのやり方で助けてくれるのでしょうけれど、もうイリオサ令嬢の姿は見ることなく穏やかに過ごせると良いですね。
さて、次はアルカスの魔法使いたちとの対面が待っています。
無事に乗り切ることはできるのでしょうか?
デルも力になってくれて、問題なく終わると信じています。
25話
アルカスの魔法使いたちが、ついにエニシャたちに会いたいとやってきました。
メイド長によれば、デルも同行しているとのこと…
しかしヘラードは事前連絡もなくいきなりやってきたのが気に食わないようです。
ロシエルもその点については同感で、エニシャに魔法の才能があるから断るわけがないって考えているんだろうと判断しています。
ロシエル「ほーんと我がままだよねーアルカスの人たちは…」
笑顔で怒るロシエルに、その場の空気が凍りつきます。
しかしエニシャは、まだ皇女宮が破壊されていないので、わりとまともなメンバーがやってきたのだろうと解釈しています。
アルカスの魔法使いたちはエニシャに興味津々で、エニシャ=大魔導師様とまでは思ってないにしても、何かしらの可能性はあると考えているはずです。
そこでなんとか診断をしてみたいのですが、皇子たちの威圧的な態度とデルのフォローのおかげで、逃れることができました。
ただ、自らを天才と言うエニシャは、びっくりさせられました。
もっとスマートに断ると思っていたので、急に子供らしさを出してきたような気さえしましたね。
一歩も前進させられなかったアルカスとしては、非常に不満だったことでしょう。
しかしなぜそこまでして大魔導師様を探しているのか、今までよく分からなかったのですが、今回ベルアンとの出会いが明らかとなり、少しだけ理由が分かってきた気がします。
以前ノクシタとの出会いでもそうでしたが、絶望的な状況の中、救い出してくれたのが大魔導師様で、生きる目的になっているのでしょう。
今の状況は2人にとって生きる希望を失ったようなもの…
もしかすると他の魔法使いたちも同じように、大魔導師様に救われたのかもしれないですね。
今も過去でも、周りの人々に愛される存在であることは確かでしょう。
これからエニシャとアルカスはどんな関係を築いていくのか、全く読めない展開になってきました。
26話
エニシャはデルと魔法の勉強中です。
今日も先生はエニシャなのです。
エニシャ「こう宮のけっ界レベルはしゅごく高いけど、効りつは悪いし内部からこうげきするとしゅぐこわれるの」
「じゃあここでしつもん。今回デルが新しくくみ立てたま法式をけっ界にあてはめたらどうなるかな?」
デル「…しかし私の式と結界の形は基になる形が違うので当てはめるには…」
エニシャ「かんたんにできりゅよ」
デル「ほぉ!教えてください!」
エニシャ「ほらこんなふーに…」
デル「おおおお!さすがでございます!」
エニシャのドヤ顔が出たところで、本日の授業は終わりです。
デルに魔法を教えたり、皇子たちとワイワイしたり、陛下と親子時間を過ごしたり…
今日もこうして終わるはずだったのに、なんと誘拐!?
最後の最後に衝撃的な流れになってしまいました。
おそらく誘拐しているのはアルカスでしょう。
ただ皇女宮からとなると、かなりバリアも強かったはずですし、どうやってと言うのが正直なところです。
エニシャの危険を察知して、ザドカル王子あたりが助けに来てくれないですかね…
それともアルカスとの関係性をはっきりさせるため、わざとガードを緩めて、この誘拐さえもヒペリオンの作戦の一つなんてこと起こらないでしょうか。
身バレの可能性を考えるとアルカスの魔法使いたちに、エニシャの能力が試されるのだけは避けたいです。
27話
あるよく晴れた日。
陛下の部屋で過ごしていたエニシャ。
陛下は幼児集団失踪事件についての報告書に目を通して、少し考えてからエニシャを呼びました。
エニシャを膝の上にのせた陛下は、じっと目を見つめてから話はじめました。
陛下「エニシャ。もし悪い人に連れ去られたらだが」
「むやみに抵抗せず何でも言う通りにすると言うんだ。何を要求されてもな」
「生贄…爵位…権力や誰かの命…。例え皇族…いや、帝国を渡せと言われてもその通りにすると言うんだぞ」
期待していたので、なんだかとても嬉しくなって興奮してしまいました。
こんなタイミングでの登場となると、精霊から何か情報をもらってきたのでしょうか?
何はともあれ、来てくれたことに感謝ですね。
しかし力をコントロールできなくなっているのには驚きました。
それほどまでにエニシャを大事に思っているということでしょうが、少し怖かったですね。
この力が変な方へと向かわないことを願います。
そして予想通り、エニシャが連れてこられたのはアルカスでした。
2人はエニシャのことをどこまで知っているのか、そしてどうするつもりなのか。
現段階ではあまり良い未来は見えないのですが、無事に説得できますように…
そして陛下とヘラードが暴走しませんように。
28話
エニシャが馬車にまだ揺られていた頃、アルカスではノクシタとベルアンが到着を待っていました。
心配症なのかノクシタはエニシャがどこまで来ているかだけでなく、怪我をしていないか、泣き続けて脱水になったら、心臓麻痺になっていたらと、最悪の事態ばかり考えています。
縁起でもない事を言い続けるノクシタに、ベルアンは思わず手が出てしまいます。
そのお陰で、やっと静かになったと小さなため息をついたベルアンは、窓の方へと移動しカーテンを開けて外の様子を伺っています。
ベルアン(ただの憶測に過ぎないということはわかっている)
(しかしそれでもいつにも増して慎重かつ抜け目なくこの計画を立てた)
しかしそれほどしてまで、ベルアンもノクシタも大魔導師様に会いたいんだろうなと思うと、なんとも言えない気持ちになります。
帝国と戦いになってしまう可能性もある以上、まだ知られるわけにもいかないのだろうと思ったのですが、エニシャは全てを告白する覚悟を決めているようにも見えましたね。
あの”久しぶり”と言うのが、ノクシタへの久しぶりの意味なのか、全てを打ち明けると覚悟の上での言葉なのか、次回の更新が楽しみです。
そして予想通り、帝国は大荒れとなっていました。
冷静かつ的確に動くロシエルと、すぐに拷問のようなことをして人々を怯えさせる方法で解決しようとするヘラード、2人の性格がここでも出ていました。
しかしデルも含めて、全員が願うのはエニシャが無事に戻ること。
ザドカル王子とも出会えたので、このまま戻れると思いますが、戦いを避けるためにエニシャはどんな作戦を取るのでしょうか?
居場所を知っていると言うザドカル王子が、疑われて処刑されないかという心配も少しありますが、陛下を信じて…
そして王子が幸せになれるような褒美が与えられますように。
29話
エニシャが大魔導師様であると分かった途端、ノクシタはボロボロと涙をこぼし始めました。
ノクシタ「どうりで…初めて見た時から可愛いって思ったぁ…」
「どうして知らんぷりしてたんですか…僕が…僕がどれだけ…!」
エニシャ(私が拾ってきた子にこうやって抱きしめられるのは何だか妙な気分だね…)
エニシャ「心ぱいかけてごめんにゃさい。もう泣かないで」
ノクシタを優しく抱きしめ、喜びを噛み締めていました。
しかしエニシャの話し方が気になったようで、なんでそんな喋り方をしているのかと尋ねてきました。
人生のどん底にいた二人を救って、左魔・右魔にしたエニシャの目に狂いはなかったのでしょう。
二人とも、ちょっと変わったところはありますが、エニシャを想う気持ちの強さはさすがとしか言い様がありません。
今回エニシャ誘拐計画は、アルカスの二人と抵抗連合軍により実行されたものでした。
いくら気になっていたとはいえ、少しリスキーな相手と手を組んでしまったのは困りましたね。
何か問題が起きなければ良いのですが、ここでもエニシャには何かベストな方法が浮かんでいるようです。
生きて出られるのが自分だけというのは、一体どんな意味なのでしょうか?
例えば、建物に火をつけて燃やしてしまうとか…?!魔法を使って脱出するとか…?!
あれこれ考えてみましたが、全く検討が付きません。
前話からするに、陛下はもうこちらへと向かっているはずです。
変なトラブルにならないと良いのですが、どうなることでしょう。
30話
ベルアンに言われるがまま、再び呼ばれるのを待っている抵抗軍側。
ただ、アルカスが一体何のために手を貸すのか理解できず、本当にアルカスを信じて良いものか未だに正直よく分からないのです。
抵抗軍の長である男は、部下の男と今回のアルカスの不可解な行動について話しています。
部下の男「そもそも本当にアルカスの魔法使いなのかも疑わしいです」
「今すぐにでもヤツらのところに行ってーー」
抵抗軍長「ヤツらの魔法は本物だ」
「アルカス出身でもそうでなくてもその気になれば一瞬で俺たちを消し炭にできる」
部下の男「ですが…いつヒペリオン軍が襲いかかってくるかわかりません」
ベルアンの態度がとても冷静で、本当に殺されてしまうのではと不安でたまりません。
前話で、ここから生きて出られるのがエニシャだけになると言っていましたが、このまま行けばエニシャがまず初めに命を落とすこととなってしまいそうです。
怪しいところといえば、悪霊の力を授けたところかなと思ったのですが、あの力に何か特別な魔力が隠されているのかもしれませんね。
いよいよ陛下たちも到着したようですし、エニシャがどんな作戦に出たのか、次回が楽しみでなりません。
自らの魔法を使って、脱出するエニシャも見てみたいですね。
31話
荒野に朝日が登り始めた頃、陛下たち軍隊が到着しました。
抵抗軍長は眠っているエニシャを抱えて、首元には剣を当てています。
両軍の間に強い風が吹き、抵抗軍長は念願の展開に大声を出してヒペリオンを煽るのです。
抵抗軍長「貴様の娘はここにいるぞ怪物め!」
「娘の命が惜しければ帝国軍は全員武器を捨てて降伏しろ!」
陛下「……」
陛下「全軍武器を捨てろ」
陛下は部下たちに武器を捨てるよう指示し、両手を広げて降参をアピールしました。
抵抗軍長は自分の思い通りになったことが嬉しくて、笑いが止まらないのです。
ベルアンが煽っていたおかげで、抵抗軍による犯行にしか見えない流れになりました。
アルカスが関わっているとは誰も到底信じないでしょう。
エニシャを人質として取られている以上、ヒペリオンが圧倒的不利な状況かと思いましたが、やはり強過ぎます!
まさかあんなところでワープみたいな技を使うなんて、予想もしていませんでした。
エニシャはそこまで見越していたのでしょうか?
たった3人で次々に敵を倒していく様子を見ていると、もう誰も敵わないのでは!?と思いました。
これだけ圧倒的な力を持っているとすると、やはりアルカスはなんとしてでも戦争を回避する必要があります。
エニシャはどうやって丸く収めるつもりなのか、もしかするともうある程度決まっているのかもしれませんね。
32話
戦いにおける陛下の剣さばきは流石のものです。
エニシャ片手に次々と相手を倒す様子を見ていると、人間の動きとは思えないのです。
ヘラードも水を得た魚のように暴れ回っています。
次の瞬間、投げ入れられた剣を魔法によって見事なまでに破壊してしまう光景は、衝撃的です。
エニシャ(これならアルカスの元老魔法使いとも互角ーー)
(ううん、それ以上かも)
生き残ったものたちは、まるで化物な陛下の戦い方に腰を抜かしてしまっています。
陛下や皇子たちは、本当にエニシャを家族として大切にしているんだなと感じましたね。
エニシャももちろんその愛情に気づいていて、時にはあざとさも感じますが…
エニシャが誕生するまでの陛下や皇子に比べると、だいぶあたたかく人間味のある家族の形になってきたような気がします。
これからアルカスとの間に立っていかなければならないエニシャですが、果たしてどんな方法を使うつもりなのでしょう。
もしかするとデルは今回の件について何か感じ取っているかもしれません。
力になってくれると良いですね。
33話
ヒペリオンへ連れてこられたザドカル王子。
陛下とお兄様たちの前に跪いて、処罰が下されるのをただ待つばかり…
陛下(最初からだ…獣の皮などを持って来た時から気に食わなかった)
(無能なフリをして爪を隠していた小僧が)
(そのくだらない演技をやめるほど我が娘を思う…か)
(こいつはいますぐ片づけておいた方が良さそうだな)
陛下は、ヘラードに視線を送り、二人はザドカル王子を殺す方向性で意見が一致しました。
しかしロシエルはその意見に反対のようで、軽く咳払いをすると事情はどうであっても功績に対する報酬は支払うべきだと主張します。
しかしあれほど的確な判断を下したロシエルが、一番腹黒いのでこれからも注意は必要でしょう。
本当にこの親子は、わかりやすく考え方がぶっ飛んでいる陛下とヘラードそして腹黒ロシエルと、個性豊かすぎます。
もちろんそんな風にしてしまっているのは、エニシャの可愛さが影響しているのですが…。
これからもザドカル王子はちょこちょと登場しそうなので、陛下たちの見方が変わってくれると良いですね。
そしてやはりデルはアルカスが今回の件に関わっていることに気付いていました。
それも決定的瞬間を見たとのことでした。
しかし笑顔で圧力をかけ、何もなかったことにしてしまいました。
きっとエニシャのあの態度で全てを悟ったことでしょうけれど、これ以上はこの話が上がることはなさそうです。
私としては正直に全て話してしまうのかな?と予想していたので驚きましたが、これもまたエニシャの作戦なのでしょう。
どんな風にアルカスとヒペリオンの間に立つのか、エニシャの今後の動向も注目です。
34話
誘拐事件から2年後
陛下やお兄さま達は、これまでと変わらず政治を行なっています。
とある日の会議ーー
報告によれば、西部のスカンシャ王国がレグエル族を征服したそうです。
それを聞いた陛下は、これで征服されてしまった部族が3つ目となり、スカンシャ王国の新しいハクマンはかなり好戦的だと感じているようです。
ヘラードも、レグエル族なら持ち堪えると思っていたので驚いている様子。
ロシエルは大部族3つがやられた以上、小さい部族はそれ以上に吸収された結果なのだろうと分析しています。
なんだか重々しい空気の中始まったので、また新たなトラブルの予感!?と身構えましたが、ただの親バカ、兄バカの話でしたね。笑
重要な会議を放棄してまでやってきたエニシャのボール遊び。
会話がしっかりできるようになったからなのか、なんだか前にも増して、溺愛っぷりが増している気がしたのは私だけでしょうか?
ボール遊びに失敗して転んでしまったエニシャのために、また1人命の危機に瀕することとなりました。
しかし見事なフォローにより、人命救助は大成功!
なんだか2年経ったと思えないほど変わらない家族の姿にほっこりしましたが、果たして何の話だったの?とツッコミたくなってしまうほど、平凡な日常の回でした。
35話
城の中。
庭の壁にできた小さな穴からくぐり抜けてきたエニシャ。
エニシャ「あれっ?ここって黄金の森に続く道?」
エニシャ(ここと繋がってたんだね…)
(じゃあ今日のおでかけは黄金の森で決まり!)
黄金の森に行先も決まり、エニシャはますますやる気なのです。
カバンの中からクッキーの入った袋を取り出すと、クッキー片手に歩き始めました。
アルカスは魔法で空に浮かべた島だったこともあり、領土はそこまで広くないうえに、王宮もそれほど大きくはありませんでした。
あの事件から2年の時が流れましたが、会うことのなかった2人。
しかし2人にとってこの黄金の森は特別な場所だったのでしょう。
それぞれ別々のタイミングではありますが、定期的に訪れていたようです。
そんな2人が黄金の森で再会を果たしました。
ザドカル王子が一体あれからどうやって生きてきたのかも非常に気になるのですが、ちゃんとしっかり大きくなっていて安心しました。
服装もしっかりしていたので、住環境は整っているのでしょう。
ただし心の闇は健在のようで…
ノクシタやベルアンのように、心に抱えた深い闇から救ってあげられるのは、エニシャしかいないのかもしれませんね。
まだまだ距離のある2人ですが、仲良くなれることを願うばかりです。
36話
ヘラードを前にしたザドカル王子。
2人はしばらく何も言葉を交わすことなく、ただ目を合わせていました。
ヘラード「お前、人殺したことあるだろ?」
ザドカル王子は視線を逸らし、グッと拳を握り締めます。
ヘラード「…へぇ こりゃ面白いヤツが入ってきたなぁ」
2年後(現在)
街角に悲鳴が響き渡ります。
助けを乞いながら、血塗れの体を這って逃げる男。
その後を追うのは、ザドカル王子です。
男を逃げ場のないところまで追い込むと、精霊の力を使って氷を作り出し、心臓をひとつき。
そこへ赤い髪の女が現れます。
あれは騎士団の仕事ではないでしょう。
闇取引のようなことをしているのは、お金を手に入れるためなのでしょうか。
とにかく早く救ってあげてほしいですね。
そして黄金の木の下で2人は現在のことをあれこれ話しました。
絶対遅れてはならない状況にも関わらずエニシャとの再会が嬉しくて、少しでも長居したい様子の王子を見ていると、まだまだ子供の部分が見え隠れするようでした。
過去の辛い経験が彼を無理矢理大人にさせていると思うと、なんだかとても悲しいですね。
エニシャには自立するまでしっかりフォローしてあげてほしいです。
37話
突然のエニシャの登場に、ざわつく騎士たち。
しかしヘラードは目を輝かせて駆け寄ってきました。
こんなところまで来てどうしたのかと尋ねるヘラードに、剣を使うところを見てみたかったと言って甘えてみせるエニシャ。
こうしてザドカル王子から気をそらさせる作戦です。
しかしヘラードは、それにどうしてザドカル王子が一緒に来たのかという謎に気づいてしまいました。
エニシャに向けるのとは全く違って恐ろしい視線で睨みつけている様子を目の前にして、将来彼氏なんか連れてきた日にはロシエルとロドゴも加わって八つ裂きにされてしまいそうだと悟ります。
普段の王子の様子を見て、出会った頃のことを思い出したエニシャですが、エニシャに対する態度が他の人と違うことには気づいているのでしょうか。
王子の気持ちに気づいていそうで気づいてなさそうですよね。
ヘラードの訓練の様子を見守っていたエニシャですが、ヘラードのお願いを聞いてあげると優しさをみせて自ら剣を握ったエニシャのドヤ顔が可愛過ぎました。
いつものドレスと違って、パリッとした騎士の格好をさせても滲み出る可愛さに、私自身も心奪われてしまいました。
自分1人で何でもできるようになってきたようですが、まだまだ子供らしい一面もあって、見ていて癒されます。
訓練中にやってきた魔法使いたちによって、戦闘魔法使いの魔法をみられることになりましたが、果たしてどんな魔法が見られるのでしょう。
38話
戦闘魔法使いの魔法を見学することになったエニシャ。
そもそも戦闘魔法使いとは、魔法使いの能力の4つの系統とされている補助系・治療系・防御系・攻撃系の力のうち、攻撃と防御に特化した人物を意味しています。
攻撃・防御の両方の魔法を熟知していないといけないので、決して簡単になれるものではないのです。
しかしそれにしても、実際に見学してみると非常に微妙です。
エニシャ(才能に頼りすぎてる。まぁ年の割には高いレベルだと思うけどこれ以上の成長は期待できなさそう)
(言っちゃえば私が一番嫌いなタイプ)
ザドカル王子を庇って自身にできる最善の行動をとったエニシャ。
その瞬発力ある思考と行動に感動しました。
今は能力が抑えられているので、できることに限界はありますが、これが吹っ切れた時本当に恐ろしい存在になること間違いなしですね。
さすが大魔導師!
それにしても攻撃が外れたことはもちろんながら、ヘラードが魔法使いを処刑してしまうのではないかと震えました。
もちろんエニシャによって今回も誰も傷つけられず乗り越えられましたが、ザドカル王子はとても落ち込む結果となりました。
確かに守りたい存在の相手に守られたというのはとっても辛いことでしょう。
ザドカル王子の人生が本当にうまくいかないことだらけで、どうにかして一つでも幸せを感じられる展開を期待してしまうのですが、まだそのチャンスは巡ってこなさそうです。
その前に、エニシャに結婚話が浮上しザドカル王子にとっては辛いことが続いてしまいます。
とは言ってもパパとお兄様たちが、無理な言い訳をつけて止めそうですけれど…笑
39話
今日のエニシャはデルとのお勉強中ーー
相変わらずエニシャがデルに魔法を教えるという逆転の立場です。
提出された宿題の内容を確認して、次回はエニシャの書いた意見を参考にして残りを解いてくることという課題を出します。
完全に立場が逆転しているにもかかわらず、うまく宿題がクリアできたことでエニシャに褒められて嬉しそうにするデルなのです。
残った時間で本でも読もうということになり、一つのソファに横並びに座り、それぞれ気になった本を開きました。
そこでデルは、先日の宮廷魔法使いの事故の話を持ち出します。
魔法使いは両腕両足を骨折させられたなんて、あまりに可哀想すぎます。
それにヘラードが片方ずつ折った上に、さらに残った方もおったのがザドカル王子だなんて!
大人しそうに見えて、なかなか強気な行動を取るので驚かされます。
もしかするとこれも精霊の意見なのでしょうか。
ザドカル王子がどこまで精霊たちを操れているのか、詳しく知りたいですね。
しかしこの事件よりも大きな問題となっているのが、結婚話。
なんと声をかけてきたのは15歳も年上の男だというのです。
実際に会ってエニシャに論破してもらった方が、早い気もします。
あの議会はロドゴたちの意見に合わせすぎて、全く生産性がなさすぎます。笑
ロシエルの計画によってザドカル王子は利用される流れとなりましたが、無事に乗り切れるのか、とても心配です。
しかし意外にもヘラードが気に入っていることが分かって、少しだけ安心しました。
…頑張れザドカル王子!!
40話
数冊のが積み上げられた机の上に、紙を用意したエニシャは、早速ペンを取ります。
どうやらスカンシャハクマンについて書き記しているようです。
求婚を断ってからこれといった動きがなく、なんだかイヤな予感がしているものの、陛下も皇子たちも何も教えてくれないので、自分で調べるしかないのです。
スカンシャハクマンは、20歳前後でありながらも近隣諸国を5つも征服してしまった実力の持ち主だということだけ分かっています。
その時エニシャは、本の間に可愛い封筒が挟まっているのに気づきます。
封筒を手に取るなり、ある方法を思いついたのです。
ロドゴ達が何も話したがらない理由も気になります。
もう何か手を打っているがエニシャに知られたくないのか、次はどう出てくるのかと待ち構えているのか、読めませんね。
1人で調べるしかないエニシャは何か作戦を思いついたようです。
付いてくると無理な言い訳を並べていたお兄様たちを同行させないために、放った一言はなかなか衝撃的でした。
可愛がっている妹にあんなこと言われたら、お兄様たちもそれは心折られることでしょう。
しかしついてきてもロクなことにならないのは分かっているので、傷つきながらも今回は諦めてもらえてよかったはず…!
そしてエニシャに手紙を出したのは、あの恐怖のお茶会で意地悪をして来たイリオサの娘でした。
あの一件のこともあり、どんな目的で再び近づいたのか気になりましたが、エニシャの登場早々、心奪われていて笑いましたね。
またエニシャの魅力の虜になる人が増えますように…
41話
バーネットの招待を受けてイリオサ家へやって来たエニシャ。
エニシャの登場後、あまりのオーラにバーネットは言葉を失っています。
そこでイリオサ侯爵がエニシャに挨拶すると、バーネットも思い出したかのように遊びに来てくれたお礼を伝えるのです。
するとエニシャは何も言わず持って来た籠を差し出します。
もしかするとカバンを持てと言われているのかと戸惑うバーネット。
しかしそれはエニシャからのプレゼントで、オレンジピールの入ったケーキだったのです。
心遣いに感謝する姿を見て安心したエニシャは、紅茶と一緒に食べようとにっこり微笑みます。
最初はぎこちない2人でしたが、やはり美味しい物を一緒に食べると、一気に距離感が縮まりますよね。笑
素直になれないバーネットがまた可愛かったです。
前回のお茶会のようにいじめられると思っていたエニシャにとって想定外の高待遇でしたが、結果的に楽しい時間が過ごせてよかったです。
これでバーネットは完全にエニシャの虜になったので、今回断って来た友達たちも巻き込んで、エニシャの人脈がさらに広がると、もっと面白くなるかもしれないですね。
お茶会後、エニシャはいよいよ今回の本当の目的とも言える街へ繰り出します。
心配するデルをよそに1人突っ走っている感がありますが、トラブルに巻き込まれそうな気がするのは私だけでしょうか!?
2人が無事に戻れますように!!
42話
エニシャはデルを引き連れて、とある店にやってきました。
デルがお金を支払い、小さな箱を手に入れます。
買ったものをすぐにデルから受け取ると、早速箱の中身を確認するエニシャ。
中にはタバコが10本入っており、9本あれば良いからと残り1本はデルにプレゼントすることに。
クッキーの入ったカゴの中にその箱を入れると、指定した場所へと向かうためまずは広場に向かおうとするも、さすがにタバコを持ち歩くのは良くないとデルに諭されてしまうのです。
どうやらデルは、エニシャがこのタバコを吸うと勘違いしている様子…
そんな訳ないとしっかりと否定して、やっと広場へ向かうこととなりました。
表向きは真っ当な商売を行っているようなお店ですが、タバコを出すと慣れたようにとある部屋に案内されました。
以前エニシャはここに来たことがあるようでしたが、一体どういう繋がりなのでしょう。
信頼できる人物として頼るためやってきたのかなと思ったのですが、どうやら情報屋として動いているようです。
デルはなんだか怪しげな取引をすることとなりましたが、その相棒として現れたのがなんとザドカル王子!
以前第36話で、何か犯人を追い詰めて殺害するような場面がありましたが、その時に一緒にいたのがこの女性でした。
仲間だとレシーナは言っていましたが2人は一体どのような関係なのでしょうか。
私はエニシャにもらったブローチを持って城から抜け出した後も、ちゃんとした生活を送っていそうだったので、その頃に出会った可能性が高いのかなと予想しています。
そしてこんなところでザドカル王子と遭遇して、バレてしまわないのかとヒヤヒヤしてなりません!
43話
レシーナが仲間として紹介したのは、まさかのザドカル王子です。
ザドカル王子もすぐにエニシャの正体に気づき、お互いに衝撃が走ります。
明らかに様子のおかしい3人を前に、レシーナ1人が状況を理解できずにいます。
レシーナ「なに?どうしたの?知り合い?」
ザドカル王子「違います」
レシーナ「知り合いでもないのにその反応はなぁに?ねぇ教えなさいよ、カヒル!」
ザドカル王子「あ…あまりにも可愛くてつい…」
視線をそらして本当にそれっぽい雰囲気を醸し出すザドカル王子の演技力に、エニシャもデルも開いた口が塞がりません。
しかしホッとしたのも束の間、なんとレシーナはエニシャを人身売買の商品として送り込むと言い始めたのです。
さすがにそんな恐ろしい作戦には乗れないと、デルは必死に抵抗しましたが、エニシャの圧に耐えることは出来ませんでした。
この任務に参加することが吉と出るか凶と出るか…
しかしなんだか雲行きは相当怪しくなってきました。
エニシャに嫌われたという被害妄想を脳内再生して落ち込んでいるロシエルも、人身売買の現場に自ら乗り込むと言い始めてしまったのです。
もしロシエルに見つかってしまえば、デルもザドカル王子も処分の対象となるでしょう。
どうか違う会場であって欲しいものですが、そうそう人身売買が行われているところなんてないでしょうし、今から鉢合わせる未来が見えてなりません。
ただ、そんな不安な気持ちがある一方で、ロシエルは変装したエニシャに気づかないのでは?とも思えるのです。
果たしてこの計画、どんな結末を迎えるのでしょう。
44話
レシーナはエニシャの顔をムニムニさせながら、可愛さに惚れ込んでいる様子です。
金髪だったら皇女様みたいでもっと良い感じだったのになんて言うので、その場にいた全員がなんとも微妙な気持ちになってしまっています。
ザドカル王子はやはり今回の計画に納得が行かないらしく、まだ自分が売り物になると交渉しているのですが、今日の競売には不向きだと認めてなどもらえないのです。
黙り込んで俯くザドカル王子を無視して、レシーナはエニシャに今回の計画における設定を伝えます。
それは没落した貴族の娘で、借金の肩代わりにーーというものです。
一度決めたことは譲らないエニシャですが、本当に危険な香りしかしないので、どうにか思い止まって欲しかったです。
しかしあくまでエニシャ本人は余裕といった様子で、周りの男性陣と私がヒヤヒヤしているという状況に…
果たしてエニシャはどんな計画を練っているのでしょうか。
みんなが無事に抜け出せることをただただ祈ることしかできませんね。
そしてザドカル王子の真っ直ぐな気持ちが、エニシャに届きますように。
45話
いよいよ競売のため別室へ移動させられるエニシャ。
牢屋のようなところへ入る時、スタッフの1人がグズグズするなとエニシャを突き飛ばし、エニシャはその場に倒れ込んでしまいました。
オーナーは大切な商品を手荒く扱うなんてとその男に思い切りビンタを喰らわせます。
2人のそんな茶番にエニシャは全く興味を持たず、平気そうに起き上がると牢屋の中を見渡します。
すると薄暗い牢屋の中には小さな子供たちがたくさん座り込んでいて、みんな俯いて静かにその時を待っているのです。
ここから助けてあげることも考えますが、正直助けたとしてもこの子たちに行くあてがあるとも思えません。
レシーナがエニシャを裏切るなんて全く予想してなかったです。
しかしエニシャは過去の付き合いもあるからかそれすらも想定しており、その上での計画を2人に伝えていたのです。
まずは依頼を受けた子供の救出を絶対条件として、レシーナは変な企みをしていない限り解放と伝えていました。
しかし、エニシャを迎えに行くと言ったザドカル王子を許してくれなかったレシーナを、ザドカル王子は捕らえてしまいました。
この暴走がエニシャにとって吉と出るか凶と出るか…
いよいよ競売がスタートし、売れた後に脱走する計画ですが、エニシャにとって大きな誤算となるのがロシエルの存在です。
流石のエニシャでもロシエルに買われてしまったのでは、逃げ切れるのかなんとも言えないですよね…
デルが罰を受けてしまうのも嫌ですし、ザドカル王子が暴走してそれをロシエルに見られるのも困りますし、なんだか当初の計画よりも大事になっちゃってる気がしてなりません。
どうなってしまうんでしょう。
誰も不幸にならないような未来を…!
46話
いよいよスタートしたエニシャの競売。
あっという間に値段はつり上がり、2000を超えました。
会場内にはあまりに皇女殿下にそっくりな少女の登場に戸惑う声も聞こえてきます。
1人の黒髪の男が4000の値をつけ、オーナーのグリシアンは会場内の熱気で溶けてしまいそうだなんて冗談を言って、さらに盛り上げます。
もうそんな茶番なんてどうでも良いエニシャは、ただ早く終わって欲しいと願うのです。
その時、8000との声が会場内に響き渡るのですが、エニシャはこの声に聞き覚えがありました。
声のする方を見てみると、やはりそこに座っているのはロシエルなのです。
瞳の色はヘラードっぽさもありましたが、ステージに上がる前に感じた違和感の正体も気になりますよね。
しかし結果として、ロシエルに買われることが決まってしまったエニシャ。
なにがなんでも逃げ出す必要があり、あらゆる魔力を使って脱走をスタートさせました。
しかし魔力も残りわずかとなり、ここからどうするか必死に考えるも、やはり子供のスピードには限界があり騎士たちに追い付かれてしまいます。
絶体絶命の状況の中、たまたま曲がった先で何者かに部屋の中へと引きずりこまれてしまいました。
黒い服を着ていたのでデルかな?と思ったのですが、ここでザドカル王子が来てくれたら2人の信頼関係も深まりそうですよね。
競売先にいた怪しい男と、エニシャを救ったこの人物が一体何者なのか…
いろんな可能性を考えながら、次の更新を待ちたいと思います!
47話
ロシエルの送り込んだ騎士たちは次々に部屋の扉を開いていきます。
隅々まで捜せという声が聞こえて、じっと息を殺しながら身を隠します。
エニシャを助けてくれた人物に後ろから抱かれています。
そこへ血塗れになったロシエルがやってきて、ついにエニシャのいる部屋へとたどり着いたのです。
バァンと大きな音を立てて扉が開くと、部屋のあちこちを見てまわります。
しかし幸いにも見つからずに済みました。
謎の男「安心していいよ、絶対に見つからねぇから」
そうエニシャに声をかけたのは、売買の会場でロシエルと競っていた黒い髪にルビー色の目が特徴的な男だったのです。
なんだか助けてもらったはずなのに、余計に状況が悪化してしまった気がしてなりません。
しかもアバルティアはエニシャが大魔導師であることも知っていて、なんだかこれから大変なことになる未来しか見えません。
完全に二人きりの状況なので、今エニシャを救えるのはザドカル王子が有力ですよね。
デルの魔法を簡単に解いてしまったことから察するに、デルでは太刀打ちできない可能性が高いですし、ロシエルに見つかってしまってはさらにさらに状況を悪化させてしまうでしょう。
レシーナを拘束してから、ザドカル王子の姿を見かけていないので、ここでこそエニシャのためになる行動を起こして欲しいものです。
それにしてもアバルティアの放つオーラは凄まじい恐怖を感じました。
人身売買の話が長く続いていて、なんだか緊張感のある話がここ何週か続いているので、そろそろロドゴやヘラードたちとの平和な生活ぶりが見たくなってきました。
48話
精霊と異なり、力の強さで序列を決め階級を分ける悪霊たち。
数多くの戦いの末、悪霊たちは自分たちの中で最も偉く強い存在を選びました。
傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲
選ばれた彼らは7つの君主と称されます。
強い力に比例する召喚の対価そして召喚に成功したとしても魂と肉体が奪われるかもしれない危険性から、魔法使いにとって君主たちは恐怖と警戒の対象でした。
しかしある日、命知らずの魔法使いたちの好奇心が恐怖に勝ってしまい、10人の力を合わせて7つの君主の1人を召喚してしまうことがあったのです。
君主を全員飲み込んでしまうなんて、この世の終わりのような存在です。
そして大魔導師として彼と戦ったことがあったエニシャ。
その力を持ってしても、丸3日かかるなんて強すぎですし、そんなのが近くにいるなんて…
しかも何かとエニシャのこと知ってるの怖くないですか?
もしかしてエニシャの近くに協力者がいたりして…
なんて考えてると、一気にホラー感増してくるのでそれについては考えないようにしておきます。
ただ数々の武勇伝は恐ろしいものがありますが、意外と中身はおちゃめだったりするので、ずっと見ていると油断しちゃいそうです。
49話
エニシャのビンタはアバルティアの頬に直撃しました。
アバルティアから逃れるなりすぐにカヒルの元へと走ります。
アバルティアはエニシャを追おうとするも、カヒルの攻撃により憚られてしまいます。
氷の攻撃により破けてしまった左腕の袖口を見て、いい犬を飼っているんだねと笑うと、今日のところは諦めると不気味に笑うのです。
それから紫色の魔法をエニシャの元へと飛ばしてきました。
何をされてしまうのか、後退りするエニシャを見て笑ったアバルティアは、次の瞬間そこから姿を消してしまいます。
おそらくかなり年下となるカヒルに対しても、バッチバチにライバル心を示しており、なんだか本当に今後の展開が危ぶまれる気がしました。
ただでさえロドゴ達はエニシャの周りに男がいるのが嫌な感がすごいのに…
本当にデルも心配していたように、大陸の危機ですよ。
いろいろなことが起こりましたが、無事に城へと戻ってきたエニシャ。
競売場での謎が多く残され、イライラしながら戻ってきたロシエルも、エニシャの笑顔を見ればそんなこともどうでもいいと思えるようになっていました。
これから先もきっとエニシャに上手く転がされて、精一杯可愛がってくれることでしょう。
なんだか緊迫する回が続いたので、私もエニシャの笑顔に癒されました。笑
当初の目的だったスカンシャのハクマンについて、何も情報が得られなかったのが少々気になりますが、きっとレシーナがまた話を持ってきてくれると信じて、今はこの平和な時間を存分に味わおうと思います。
50話
ロシエルはヘラードとともに、連れ帰った競売場の人間の尋問を行っていました。
縛り付けられた男が、意識を失ってしまったので、ロシエルはその間ヘラードに競売場でエニシャをみた話をすることに…
しかしヘラードはそんな話を信じてくれるはずがありません。
見間違いだろうと大爆笑され、挙げ句の果てには夢でも見たんだなとまで言われてしまいます。
ヘラード「エニシャが競売場に出品されただなんて!こわーいこわーい夢でちたね〜」
「アハルドンの騎士団長をつけてやろうか?」
「夜トイレも一緒に行ってもらえよ!」
「ギャーハハハハッ!グハハハハッ!」
会場に入るまで、オーナーや牢屋へ連れて行った男たちがいたので、何か情報が出てもおかしくなさそうですが、出ないに越したことはないですよね。
もしかすると魔法がかけられて、記憶がなくなっているなんてことも考えられませんか!?
私の考えすぎかもしれませんが…
そうしてまた一人、競売場に関する人間が処分されたところで、騎士団の副団長がやってきてカヒルの暴力行為について説明しました。
ヘラードにとってはカヒルを追い出すチャンスでもありましたが、以前の約束のことがあるのでしょう。
今回は見逃すという選択に出ました。
あの言い方だと騎士団内でのいじめにも気づいていたようですね。
カヒルが暴れた原因は、おそらくあのブローチでしょう。
しかしいくら復讐したとしてもブローチは元に戻りません。
果たしてカヒルはこの問題をどう乗り越えていくのか、アバルティアのこともあり自信を失っている部分もあると思うので、エニシャにフォローをお願いしたいですね。
51話
エニシャのダンスレッスンの様子を見守りにやってきた2人の皇子たち。
本物のピアノとバイオリン奏者がやってきて演奏する中、エニシャはヘラード相手にダンスを踊り始めました。
先生の指導通り、まずお互いにお辞儀をして、手を取り合います。
そしてリズムに合わせてステップを踏むのですが、エニシャはことごとくヘラードの足を踏んづけてしまうのです。
その失敗する様子ですら可愛いと、参加していたメイドたちはキャ〜!!と声をあげ大興奮。
ロシエルは笑いを堪えるのに必死です。
ヘラード「シワクチャ〜いつまでお兄様の足を踏むつもりなんだ?」
エニシャ「あっまた踏んじゃった?」
足をずっと踏んでいるのに全然気付いていなくて、ヘラードのツッコミに笑っちゃいました。
皇子たちの溺愛っぷりは相変わらずで、エニシャはダンスなんて踊れなくていいんだという極論にたどり着いてしまいましたが、いつか踊れるようになると良いですね。
2人はロドゴに呼ばれ出て行ってしまったのですが、一度に呼ばれることは珍しいとエニシャも感じていました。
競売場でのことなのか、カヒルのことなのか、エニシャに関係することで呼ばれたのではないでしょうか?
一方エニシャは部屋に戻り、精霊に関する本を読み込んでいました。
カヒルの力になりたいと感じているのでしょう。
しかしあれこれと調べたところで、まだ全てを理解できたわけでもなければ、カヒルに会えてすらいないのです。
あれから一体どうしているのか気になりますよね。
今回、見逃してもらったことで、さらに騎士団での居心地が悪くなっていないと良いのですが…
そして最後に登場した気持ち悪い物体、使い魔。
あれはどうせアバルティアの仕業でしょう。笑
52話
使い魔を手放したエニシャは、それをじっと観察してみますが、やはり差出人は不明です。
結界魔法陣がありながらこれほどの使い魔を送って来る実力を持つ送り先として、2箇所ほど思い当たるところがあります。
するとそこへロドゴが呼んでいると、声がかかります。
ダンスの練習の時にヘラードとロシエルも呼ばれており、何かあったのか気になります。
ロドゴたちのいる部屋へと向かう道中も、エニシャの頭の中は使い魔の送り主のことでいっぱいでした。
まさかハクマンの気持ちがそこまで大きなものだとは思いませんでした。
てっきり自らの権力のために利用したいだけなのかなと思っていたのですが、結構本気そうじゃないですか?
そしてイリオサ侯爵が言っていたことが本当で、謝罪したり手土産を持ってこられるような人間なら、周りが思っているより普通の人なのかもしれません。
今までは単純に危険な人だと思っていましたが、一気にハクマンに対する興味が湧きました。
ちょっとエニシャに会ってみて欲しいです!
まあロドゴたちのあの様子を見ていると追い返されてしまいそうですが…
53話
突然のエニシャの涙に固まってしまう陛下と皇子たち。
イリオサ侯爵は結婚するわけではなく、ほんの少しだけお互い顔を合わせるだけだと説明を試みるも、ヘラードの恐ろしい目を前にそれ以上何か発言することはできません。
自らの考えの朝はかさを謝罪し、死んで当然の罪を犯したと詫びるしかないイリオサ侯爵。
するとヘラードは「じゃあ死をもって償えよ」と冷たく言い放つのです。
さらに侯爵がこうも切実に処罰を望んでいるならと、自ら手を下す勢いでいます。
そろそろ事態を収束しようとエニシャは行動に出ます。
作戦通りちょっとした反撃もできたところでハクマンと会ってみることを決めたエニシャ。
しかしまさかその相手がアバルティアだったなんて!!!
アバルティアは一体何があってハクマンとしての人生をスタートさせたのでしょう。
エニシャが皇女殿下として生まれ変わってから自由の身になったと、以前そんな話がありましたが、そこから西部地域をあれこれと破壊するようになったのでしょうか。
だとしたら目的は…!?
単に力が有り余っていたからなのか、初めからエニシャに近づくことが目的だったのか。
どうしてこんなことになってしまったのか話を聞いてみたいような気もしますが、2人きりにさせてもロクなことなさそうですよね。
本当に厄介なことになってきました。
余計な戦争を招いたりしなくて済むよう、全員が納得する結末を迎えられるように、エニシャにはうまく動いてもらいたいですね。
54話
アルカスーー
ベルアンは湯船に浸かりながら、自らの体に刻まれた傷に触れ天井を見上げました。
ヒペリオン帝国3つ目の星を奪うには、武力衝突を覚悟せざるを得ないと判断したアルカスが、戦争の準備を始めてからかなりの時間が経っていました。
ベルアン(兵力だけを比べたらアルカスはヒペリオン帝国に劣るが…)
(この頑丈な要塞のごとき天空の島に大魔導師様を連れてくることさえ成功すれば)
(いくらヒペリオンでも手が出せないはずだ)
あの時すぐに会えると言っていた意味も分かりましたし、なんだか貴重なものを持ってきて周囲の印象も変えちゃってますし…
全てを知っているエニシャからすればこれほどまでに鬱陶しいことはないでしょう。
今はまず心を落ち着かせるのが先ですが、また窓の外には使い魔が送り込まれておりどうしても気持ちを切り替えることなんてできないのです。
そこで向かった魔法の木ですが、まさかここでカヒルと再会できるなんて!
しかもなんだかカヒルは、しばらく会わない間にまた大人っぽくなっているように見えました。
あんな登場の仕方イケメンすぎて…
私はもう完全にカヒルファンです。笑
しかし相手は西部地域の呪術師だけが使う呪具を身につけており、戦いになった場合にはそこそこ注意する必要があるかと思います。
きっとエニシャのフォローも入るとは思いますが、もし困ったときに陛下や皇子たちがすぐに助けにきてくれることを願うばかりです。
カヒルが勝利しこの件が報告されれば、ハクマンたちは追放されるでしょうしカヒルの株も上がって一石二鳥だと思うんですけど、果たしてどうなることでしょう。
55話
突如として姿を見せたカヒル。
今こうしてカヒルが登場してしまったのは、あまりにタイミングが悪すぎます。
もしかすると血を見ることになるかもしれません。
エニシャ「カヒル!この人はハクマンの呪術師だよ。攻撃的な態度をとっちゃダメ!」
エニシャ(うわー…”だからなんですか”って顔してる…)
(まぁ呪術師じゃなくてハクマン本人だったとしても同じ態度をとってたんだろうね…)
エニシャは地面の全て凍ってしまっている部分を指差し、もう少し理性的になるべきだと忠告します。
さすがハクマンの手下!と言いたくなってしまうほどに変態でした。
しかしそれなりに力も備えているので、カヒルに相手させるのも危険だと判断したエニシャが解決すべく動く羽目になりました。
またしてもエニシャの役に立てないまま終わってしまったカヒル。
ショックを受けていないと良いのですが、なんとも言えませんね。
イルガーも一瞬、エニシャの言葉に恐怖を感じたような反応をしていましたが、結局は変態モードで終わってしまいました。
本気で相手にしていても疲れるだけな気がしますね。
うまく転がしながら使っていかないといけなさそうですが、果たしてカヒルがそこまで大人になれるのかが難しいところです。
個人的に見ていてとても疲れてしまったので、一旦お引き取り願いたいと思います。笑
56話
エニシャへの憧れや、スカンシャでのファンクラブ会長を務めている話を、デレデレと続けるイルガーに、エニシャはもう感情を失ってしまっています。
前世で何か大きな罪でも犯したのではと疑うほど…
しかしいくら思い返してみても、大魔導師として大陸のために一生懸命働いたことしか思い出せないのです。
イルガーがエニシャへの気持ちを打ち明けるたびに、カヒルの怒りの感情が込み上げ、2人の間にはただならぬオーラが漂っています。
間に挟まれたエニシャは、何も言わず頭を抱えていまいしたが、怒ったら逆に喜びそうなイルガーには冷静な態度を貫こうと決めて、そろそろ戻るように促すのです。
カヒル推しとしては、デルがあれほど怒ってくれなかったら、私は多分今でもキレてたと思います!!
ハクマンの指示かもしれませんが、エニシャの謁見への誘導のために、他の人を利用する方法はあまりに残酷すぎます。
会ったところで本当に呪いを解いてもらえるとも思いませんし、これからどうなっちゃうんだろうという漠然とした不安が…
これで会いに行ってしまえば、味を占めて何度もこんな方法に出てきそうで怖いですよね。
いっそのこと陛下に相談して、西部地方と戦った方が早いのでは?とも思えてきました。
もしくはアルカスの力を使って、ハクマンを倒すとか?
当然そんな簡単に倒せる相手でもないのですが…
エニシャはきっとそんな大事にはしないんだろうなと分かってはいるけれど、やられてばかりな気がして、なんとも納得がいかない話でした。
どう出ても、ハクマンのほうが優位な立場になりそうですが、エニシャはどんな作戦で立ち向かうつもりなのでしょう。
少しはギャフンと言わせてやってほしいものです。
57話
エニシャがスカンシャに会うと決まってから、皇子たちはそれを認めた陛下に直接抗議にやってくるほど大きな問題となっていました。
いくらエニシャのお願いだといえども、相手は他でもないあのハクマン。
皇子たちの反発が起こるのも仕方のないことなのです。
あれからエニシャがどんな方法を使ったのか…
好きなパンの種類を聞かれた陛下は、思い当たるパンの名前を挙げてみたものの、ことごとく違うと言われてしまいました。
ついに最後まで正解することのできなかった陛下は、エニシャが好きなパンも知らないなんてとひどく落ち込みます。
正解がパパンなんて誰が予想したでしょうか…
とにかく陛下と皇子たちの愛情がゆえ、当然ながら簡単にはいきませんでしたが、なんとかハクマンに会うことができました。
しかしそこで待っていたのは、カヒルの呪いを解く方法がないどころの話ではありませんでした。
むしろ呪いは解けていて、カヒル自身の意志に問題があるとのことでした。
確かにカヒルはまだ力をコントロールしきれていませんでしたが、それにしても彼の意志により呪いから抜け出せずにいるなんて…
けれどきっとこれを乗り越えることができれば、カヒルはもっと強くなれるはずですよね。
そのためにはやはりエニシャがカヒルを救ってあげる必要があると思うんです。
なのに!なのに!!カヒルが姿を消してしまうなんて…
そんな、まさかすぎます。
エニシャは探しに行くのでしょうか?
陛下たちの存在もあるので、エニシャ自身が動くのは難しそうですが、頼れる人もいなさそうなんですよね。
ここは皇子たちに打ち明けて助けてもらうのが良いのでは?と私は思っています。
ヘラードはカヒルのことを可愛がっていましたし、きっと力になってくれるはずです。
エニシャがどういう判断を下すのか…
もう続きが気になりすぎて仕方がないです!
58話
ドンドンドンと扉を叩く音…
しかし屋敷の中は暗く静まりかえっています。
中に閉じ込められていたのはまだ幼い頃のカヒル。
扉を開けて欲しいと声を上げて泣いていますが、誰も助けにはきてくれないのです。
真っ暗な部屋の隅で座り込んでいると、目の前が突然明るくなりました。
たくさんの雪が降って、真っ白に光り輝いている中から声が聞こえてきます。
”出たいんでしょ?”
”僕の手を取って!カヒル”
”君を救えるのは僕しかいないんだ”
大切なものを壊すことに喜びを感じているなんて、相当なやばいやつですよね。
ハクマンも元々エニシャはかなり気持ち悪がっていましたが、いよいよ本当に気持ちわるっ!って感じになってきました。
そこまでエニシャに執着するのもですけど、不幸にすることに喜びを感じるなんてかなりずるいですよね。
本人に攻撃するならまだしも、関係のない周囲の人間を巻き込むなんて…
陛下たちに打ち明けてさっさと処分してもらいたいと思いましたが、エニシャはまだ状況をみたいと考えていました。
確かにカヒルの身に危険が及ぶ可能性がある以上、簡単には動けませんね。
当然いつまでもこうしておくわけにもいかず、エニシャが動くこととなりましたが、果たしてカヒルはエニシャを主人にするのでしょうか?
もし主人にした場合、精霊の力がどうなるのかも気になるところですよね。
カヒルはエニシャを守りたいと思っているのに、主人にするとなると守られる側になる可能性もあるわけで…
そうなると、カヒルは意地でもそれはしたがらないかもしれません。
命を守るためには、エニシャの差し伸べた手を取って欲しいところですが…果たして。
59話
カヒルは、物心ついた頃から度々小部屋に閉じ込められていました。
理由は様々で、美味しそうに食事をしなかっただとか、誰かをジーと見つめたから、何かを欲しがったから、さらにはただ単に気に入らないからと、どう
足掻いたところで何か変えられるようなものではありませんでした。
そのうちにカヒルは、まるで死んだようにただじっと待つだけになりました。
反省したわね?と言われても、何を反省すれば良いのか分かるはずがなかったからです。
でもただ一つ確かなのは、小部屋の外でどうやって生きればいいのか、なぜ生きるのか分からなくなっていたことだったのです。
精霊の力はカヒルにとって味方なのかと思っていましたが、まさか取り込もうとしていたなんて…
しかし精霊の存在は、これまで心の支えでもあったはずです。
それを失ってでもエニシャに助けを求めたのは、カヒルにとって非常に大きな一歩だったと言えるでしょう。
こうしてエニシャを主にすることで、自らを守ることに成功したカヒルですが、その力は完全に消え去ってしまうのでしょうか?
今回の目的は力の主導権を動かすことでしたが、全てを失うにはカヒルの立場が苦しすぎますよね。
これからのエニシャとの関係も気になります。
そして何より、呪いが解けカヒルが無事に戻ったことで、ハクマンたちがどう動くのかも注目です。
今度は果たして何を狙って近づいてくるのでしょう。
なんだかずっと緊迫した状態が続いていたので、少しゆっくりさせて欲しいものです。
久しぶりに陛下や皇子たちとのほのぼのした姿が見たいです!
60話
カヒルを連れ戻ったエニシャは、部屋にデルを呼んでいました。
デルは眠っているカヒルの様子を見ながら、しばらく療養が必要なものの、この様子なら安心しても良いだろうと言ってくれます。
エニシャは回復するまでの看病をデルにお願いすることにしました。
きっと回復したら以前とは比べものにならないほど元気になるはずです。
しかしデルにはまだ心配事がありました。
それはカヒルの今後のことでした。
長期間無断で休んだことで、アハルドン騎士団から除籍され居場所がなくなるかもしれないのです。
てっきりヘラードにいつものように甘えて許してもらう作戦かと思っていたので驚きました。
もし設立が認められれば、カヒルの他に誰を入れるつもりなのかも気になりますよね。
面接とかするんでしょうか?
エニシャの面接官姿なんて披露してしまえば、また皇子たちに笑われちゃいそうですけど…
再び平和を取り戻した帝国ですが、まだまだハクマンの接触は続きそうです。
アルカスが接触して来たとのことですが、左魔右魔がやられたりしないか心配です。
いっそのことアルカスがスカンシャを倒してくれれば楽なのに…
それにしてもアルカスって久しぶりに登場しましたよね。
左魔右魔たちはどんな計画を立てて、スカンシャを攻撃することに決めたのか、その舞台裏がちょっと気になります。
61話
エニシャが突如言い出した騎士団の設立は、陛下たちを驚かせました。
しかし確かに言われてみれば、エニシャもそろそろそんな年齢…
ロシエルは、すぐに募集をかけて帝国一の強者たちを集め、その中から300人ほどを選別すればちょうど良いだろうと考えています。
事前教育は、精神教育も含めてヘラードがすると申し出ますが、これについては陛下自ら直接行うというのです。
話を聞いただけで一体どんな騎士団を作るつもりなのかと、ゾッとするエニシャ。
そこで自身の考える騎士団について話すことにしました。
苛立つ気持ちを感じながらも、エニシャの前では必死に笑顔で優しくいようとする姿は、なんとも可愛く思えるほど…
一体カヒルはどうなってしまうのかと心配しましたが、無事にエニシャ直属の騎士団のメンバーになれたようですね。
しかも二年という歳月を経て、副団長に就任するまでだなんてすごいですよね。
精霊の力も自分でちゃんとコントロールできるようになったようですし、それだけカヒルが努力したということでしょう。
欲を言うならもう少しデルにも優しくしてもらいたいですけれど…笑
それだけエニシャにだけ忠誠心を示している証拠かもしれませんね。
これでカヒルをめぐる問題は全て解決したように思うのですが、あとは2年経ったことで状況がどれほど変わったか注目です。
ずっとハクマンがおとなしくしているはずはないので、そろそろまた動き出すかもしれません。
アルカスとのその後も気になりますよね。
それにしても、エニシャの平和な日々はいつになればやってくるのでしょう。
62話
デルとカヒルを集めたエニシャは、イブローテ騎士団の結団式について話しはじめました。
まだ結団式を行なっていないイブローテ騎士団ですが、その理由は最後の団員を入団させていないからだと言うのです。
ということで今回2人には、彼女を連れてくるという騎士団創設以来初の任務を与えることにしました。
”彼女”という言い方をするので、デルはもしかして自分やカヒルが知っている人物なのでは?と考えました。
その予想通り、エニシャが入団させようと考えているのはレシーナだったのです。
デルの意見も無視してレシーナの入団を進めようとするエニシャですが、一体どんな目的があるのでしょう。
彼女にしかできない仕事があるんだとすれば、ハクマン関係でしょうか?
とにかくまずはレシーナに会って話をしなければなりませんね。
カヒルに捕らえられた過去があるため、すぐに会えるかどうかも分からない状況ですが、最終的には合流せざるを得ない状況となることでしょう。
エニシャの計画についてはいつも最後まで教えてもらえないので、デルもヤキモキしちゃいそうですが、優しい目で見守って欲しいですね。
それにしても街を散策する3人の様子って、どれだけ見ていても飽きないです。
年齢も立場も全く違う3人ですが、かなりバランスの取れた関係という印象です。
レシーナが加わったらどう変化するか分かりませんが、これからも仲良くいて欲しいですね。
63話
レシーナが寝泊りしていた宿屋へとやってきた3人。
かつて手下として働いていたカヒルも、長い間連絡をとっておらずまだここにいるのかは分かりません。
しかし宿屋の主人に聞けば居場所がわかるはずです。
エニシャとデルが行くと怪しまれるかも知れないため、今回はカヒル1人でレシーナの所在を聞いてくることになりました。
するとカヒルは、ここは日差しが強いからと、日陰のあって涼しい路地を教えてくれました。
勧められた場所で待つエニシャ。
言われた通り本当に涼しくてありがたいのですが、デルはずっと不機嫌そうな顔をしているのです。
何事もなかったかのようには暮らせないだろうなと思っていましたが、まさかあの競売場を経営していた男の兄弟に捕らえられているとは思いませんでした。
グリオルはレシーナを閉じ込めてどう使おうと思っているのでしょう。
まさか大会に出場させるつもり…!?
剣闘試合にはどんな人が参加してくるのかも気になりますよね。
レシーナと同じように何かしらの罪で囚われたような人ばかりが出場するのなら、かなり力のある人物ばかりが登場しそうな気が…
そんな場所にカヒルを出しても良いものなのか。
カヒルを自分の子供のような目で見ている私からすると、心配でなりません。
戦わずして逃げる手もありますが、この様子だと逃げたりはしなさそうですよね。
カヒルがどうか無事に戻れますように。
しかし2年の特訓を受けてどう変化したのかまだ知らないので、非常に期待が高まります!
64話
とある飲み屋。
数えきれないほどの酒を開け、気分も上がるレシーナの姿がありました。
羽振りの良いレシーナの様子を見て、店主はまた一儲けしたと悟ったようで、頼んでいない酒を差し出します。
受け取ったレシーナも見慣れないお酒だと気づきますが、長年の常連なので特別サービスで100年モノを飲ませてくれると言うので、喜んで飲んだところそこから先の記憶がなくなってしまいました。
目を覚ましたらこの牢獄にいたんだと落ち込みながら、レシーナはこうなってしまった経緯を教えてくれたのです。
しかし反省はしていないのか、100年モノの果実酒の美味しさを思い出し、うっとりしています。
ある意味彼女らしいっちゃ彼女らしいんですけど。
さていよいよ剣闘試合が始まります。
カヒルがどんな戦いを見せてくれるのか、私もとっても楽しみです。
デルの話を聞いていて少し不安な気持ちも出てきましたが、カヒルがヘラードに鍛えられた後どれほど強くなっているのかについては、これまで描かれてこなかったので、見てみたい気持ちの方が勝ちますね。
参加者リストを確認して、勝てそうだと判断したエニシャでしたが、なんだかこのまま終わらせてくれるとも思えません。
1人、2人くらいは良い戦いをする相手に巡り合うのではと予想しています。
最終的にはカヒルに優勝して欲しいですが、ハラハラドキドキな展開を期待しちゃう私です。笑
65話
ついに剣闘の始まりです。
カヒルは新たなる新星美少年騎士と紹介され登場しました。
観客からは全く勝てなさそうなカヒルの姿をバカにするような声があがっています。
その様子を会場の上の方から見ていたグリオルは、指示通りに対戦相手を選んでおいたかと側近に確認しています。
側近は、凶暴かつ汚い手口を使うことで有名なヤツらを選んでおいたとニヤニヤ笑いながら答えるのです。
グリオルはカヒルを使ってがっぽり稼いでやろうと目論んでいて、今回対戦相手を操作するという汚い手口を使ってきていました。
ヒョロヒョロな美男子カヒルの登場に、会場にいた誰もが負けを確信していたようです。
しかしカヒルは次々に勝ち進み、ついに決勝までも制してしまいました。
ただこれはグリオルの機嫌を損ねる原因の一つとなってしまったのです。
なんだか非常に怪しいビジネスが絡んできそうですが、気迫のすごいエニシャの手にかかれば、そんな偏見など心配する必要もないですね。
66話
デルの魔法に驚いて逃げ惑う人々。
みんな慌てて会場内から逃げて行ってしまいました。
これで関係のない人を全員逃すことに成功したとエニシャは判断します。
その時、グリオルの手先が魔法を放ちます。
しかしそれは呆気なくデルの力で無効化できました。
まさか魔力無効化する力を持つとは思わなかったようで、手下の男の動きが止まります。
当然グリオルは早く始末するよう指示するのですが、男はここで死にたくないと反論するのです。
本当に呆気ない終わり方でしたよね。
カヒルのやり方は少々強引だったかもしれませんが、エニシャを侮辱するようなことを言われたんだとしたら、逆によく気持ちを抑えた方なのかもしれません。
ヘラードに鍛えられた成果がここで出ているのかもしれないです。
さらに逃げようとしていたグリオルを捕まえてくるほど、すっかり大人になってしまったカヒルに、私も惚れ惚れしました。
ちょっと変わり者ではありますが、忠誠心があり根は良い子なんですよね。
これからもずっとエニシャの側で、守ってくれますように。
そしてまたレシーナが逃げたとの情報が入りました。
一体どれだけ逃げたら気が済むのでしょう。
カヒルと違って全く信頼をおける存在じゃないのに、どうしてエニシャは危険な思いをしながらでもレシーナを手に入れようとしているのか、その理由が現段階で全く理解できません。
余程優れた力の持ち主なのかもしれないと期待して、今は捕まることを待ちたいです。
67話
追跡魔法によりあっさりと捕まってしまったレシーナですが、逃げようとしたわけではなく成り行きでなってしまったと笑っています。
エニシャはそんなレシーナに、あっさりと死刑を言い渡すのです。
これからは言うことを聞くから許してほしいとお願いするレシーナに、エニシャは一枚の書類を手渡し、印鑑を押すようにと伝えます。
その書類の内容は、ほぼ奴隷契約と言っても過言ではないものですが、これに契約しないとなれば残された道は死刑しかないとエニシャはにっこり笑っています。
無事に契約に成功したところで、今度は闘技場を漁って集めた金貨に目を向けます。
本当にエニシャは強くなりましたね。
あんなこと笑顔で言われたら本当に怖くなって、奴隷契約書であっても何であっても印鑑押しちゃいます。
さらに資金をかっさらって行ってしまうのも、グリオル達への復讐を忘れないのもさすがですし、それに皇子たちを使うのもエニシャらしいです。
それにしてもこれだけお互いに成長しても、関係性が全く変わっていなくてそれがまた面白いですよね。
笑顔でひどいこと言っちゃうロシエルと、ある意味扱いやすいヘラードが健在で、私はなんだかとても嬉しくなりました。
最近あまり出なくなってしまった皇子たちの話、もっと読みたいですよね。
陛下もセットなら、もっと嬉しいです。笑
これで騎士団のメンバーが揃いました。
ついに始動って感じになってきましたが、まずはどんな仕事から始めるつもりなのでしょう。
68話
エニシャから、自分そっくりになるようにと命令を受けたレシーナは、早速魔法をかけてエニシャになってみせました。
見た目にはそっくりなようにも見えますが、エニシャはイマイチだと断言してしまいました。
どうしてこんなに完璧なはずの変身なのにそんな言い方をされなければならないのか、レシーナは納得いかないようでジタバタしています。
しかしエニシャがアルカスの左魔と右魔を騙そうと考えていると伝えると、レシーナは顔を真っ青にするのです。
レシーナにはアルカスを騙すためにエニシャにうまく変身してほしいと言っていましたが、その目的については語られませんでした。
タバコがどうこう言っている段階で、レシーナの変身の魔法はまだまだだなと思ってしまいましたが、きっと彼女もまたエニシャに育てられて優秀な人材になるんでしょうね。
裏切り者の性格がなければもう少し信頼もできそうなんですが、まだ道のりは長そうです。
そしてエニシャはもう一つちょっと困った問題を抱えていました。
それは数日後に迫った皇太子の任命式での大規模な狩猟大会。
そもそもエニシャが出る必要があるのかというところなのですが、あれだけ練習したってことは、きっと出場するのでしょう。
本当に妹バカが炸裂しないか私も心配になってきました。
それと、大陸各地からゲストが来るということは、もしかしてハクマンなんかもやってきたりするのかもしれないですよね。
またなんだか面倒なことになりそうです…
69話
黄金の木の下で皇子達とサンドウィッチを食べて過ごすエニシャ。
皇子達は、エニシャの弓の腕前を見たらみんなびっくりするだろうと、今から任命式を心待ちにしているようです。
しかしエニシャは、アルカスやアバルティアもきっとやってくるだろうと思うと、あまり乗り気にはなれないのです。
それまでにイブローテ騎士団を強くしておくしかありません。
するとヘラードが突然、エニシャに皇帝にならないかという話を持ちかけてきたのです。
あまりに衝撃的な提案に、思わず手にしていたサンドウィッチを落としてしまいます。
しかしそれはアルカスとアバルティア対策としてです。
もちろん私も警戒すべきはこの2つかなと思っていたのですが、まさかザドカルもやってくるなんて…
すっかりザドカルのこと忘れてました。
これまでカルティナとアクシオンが悪だということは知られていましたが、王があんな風に力を失ってしまっていたとは知りませんでした。
あの人もまたカヒルのように被害者の一人なのかもしれませんね。
アクシオンはきっと弱い頃のカヒルしか知らないので、今のカヒルに会ったら驚くでしょうし、何か悪さでもしようものなら簡単に消されてしまうことでしょう。
個人的にはアクシオンもカルティナにも罰を与えてしまっても良いと思うのですが、そうなるとエニシャの面倒ごとが増えちゃいますね。
70話
あれからもエニシャとバーネット・イリオサとの関係は続いていました。
大人びたフリをしているけれど隠し切れていない子供っぽさが、エニシャは愛おしくてたまらないのです。
いつ遊びに来るかや、皇宮に遊びに行っても良いかと熱心に手紙をくれるので、外に出る口実として甘えさせてもらっている部分もあります。
今日はそんなイリオサと会う約束をした日です。
2人はティータイムを楽しみながら、いろんな話をしていました。
するとイリオサが、この夏成人を迎える皇子たちの結婚について尋ねてきました。
色々なことがありましたが、陛下や皇子たちの希望通りエニシャに友達ができたんですね。
イリオサは外の世界で話題になっていることを教えてくれるので、エニシャにとっても情報をくれるありがたい存在でしょう。
さらに外出する言い訳にもなるなんて、メリットばかりじゃないですか?
陛下と皇子たちの恐ろしさまで理解して、察してくれる良い子ですし。笑
そんなイリオサが噂していた男の子ですが、エニシャが遭遇した態度のでかい子っぽくないですか?
自由奔放さではなく、ただ態度が大きいだけな気がしますが、もしあんな令息が令嬢たちの注目を集めているんだとすれば、それはそれでどうかと思いますが…
もしイリオサがオーレンのことを気にしているなら、エニシャには全力で止めてもらいたいです。
71話
ディヒトリ伯爵令息のオーレンの護衛を担当している男は、デインという名の騎士です。
彼は世の中、金が全てという考えのもとこれまで生きてきましたが、近頃それが本当なのか悩んでいました。
彼を悩ませたいたのはまさにオーレンの存在でした。
ディヒトリ伯爵家は帝国でも名のしれた富豪一家で、使用人にも高い給料を出し、福利厚生も手厚いと有名です。
しかしオーレンの警護は想像を絶するものでした。
これまでにも散々な目に遭ってきたデインでしたが、今日こうして自ら盛大に墓穴を掘ってしまったことに、もう絶望しか感じません。
デインが転職を決意するのも納得がいきます。
彼はいつこの事実に気づくのでしょう。
気づいた時には、腰を抜かしてしまいそうですけどね。
カヒルが彼らをどのように処分したのかも非常に気になります。
あの目はずいぶん本気だったかと…笑
これからもオーレンは定期的に登場しそうですので、いつの日かちゃんと謝罪してもらえますように。
72話
陛下とともに食事を楽しんだエニシャは、再び抱き抱えられて街へと出ました。
今度は夜店の見物に行くようです。
お面を見たり、可愛いヒヨコのぬいぐるみを買ってもらったり、焼き鳥を買って夜店を楽しんでいると、なんだかなんだか劇をしている声が聞こえてきました。
人が多いため陛下はエニシャを肩車して、劇のステージの方へと近づいていきます。
するとそこに立っていたのは金髪に黒い服を着て赤いマントを羽織った男性と、愛らしい女性です。
どうやらこの劇は、エニシャを主人公にした物語のようです。
本当にヒーローのような存在であることに違いなさそうです。
しかし劇を見終えた後耳にした言葉でエニシャが感じたのは、今ある幸せが当たり前ではないという気持ちでした。
いずれは大魔導師という存在を明かす必要があり、そうなると陛下や皇子たちとは一緒にいられないだろうと考えたのです。
誰かと結婚して家を出るのと違って、正体を明かして離れなければならないというのは、なんだかモヤモヤの残る別れになりそうです。
さっきの劇じゃないですけれど、もし彼らと離れることになっても、ハッピーエンドなお別れになって欲しいですね。
エニシャの中で、家族に対する気持ちが変わりだした瞬間に、なんだか私も嬉しくなる第72話でした。
73話
何やらガタイの良い男と向き合う陛下。
エニシャは少し離れた場所から声援を送っています。
男は、自分が強いせいで娘の前で恥をかくことになってしまうけれど、一瞬で終わらせてやるから心配しなくて良いと不気味に笑うのです。
しかしどう考えても一瞬で負けるのは相手の男の方でしょう。
そもそもどうしてこんな状況になったのかというと、エニシャが小さい船のおもちゃを見つけたことから始まりました。
劇の終演後、腕相撲大会の案内をする声が聞こえてきました。
そこで賞品として用意されていたのが、純金箔を張った船のおもちゃだったのです。
きっと何者かは気づいていませんが、陛下が何かするたびに女性たちから悲鳴が上がっていました。
あの見た目であの強さなので、みんな夢中になってしまうのも分かる気がします。
エニシャのおかげでだいぶ柔らかい雰囲気になってきましたしね。笑
最初の今にも人を殺めてしまいそうな目つきでは、こんなことにならなかったはずです。
そして無事にアルカスの船のおもちゃを手にしたエニシャですが、もしかするとこの船、ノクシタやベルアンが送り込んだのでは?と期待してしまう私がいます。
中に魔法陣が描かれていてとあったので、彼らが何かしら魔法をかけてエニシャをアルカスに戻らせようとしているとか…
最近アルカスの情報が一切入って来ないので、どんなことになっているのか気にもなります。
74話
ベルアンとノクシタの差し出した力を集め、自らの手の上にその力を乗せた大魔導師。
これはアルカスで行われる儀式で、この儀式を終えると今までの自分は最初から存在しなかった人のように、自分自身にすら忘れ去られてしまいます。
残されるのは大魔導師という称号だけ…
それでも2人がいてくれれば怖くはありません。
掌に乗せていた光に息を吹き込むと、祭壇が眩しく光りました。
こうして誕生した新たなる大魔導師に、集まっていた人々は大きな歓声を上げました。
そんな夢から目覚めたエニシャ。
果たしてエニシャはどこへ連れて行かれることとなるのでしょう。
可能性としてはアルカスが高そうですが、エニシャも何か考えていそうなので下手に動かない方が良いのでは?と思えてなりません。
確か以前誘拐が発生した際に、今度は確信を持って帰してもらう準備を始めると言っていました。(第29話)
それがもしかして今回なのでしょうか?
騎士団も作って、レシーナたちを育てていることを考えれば、エニシャはまだ帰る気はなさそうですが、あの大魔導師就任の夢も気になります。
レシーナに幻影魔法を教えたのは、もしかして自分の身代わりにさせるためだったり…?
ハクマンも厄介なことになりそうですし、就任式どころではなさそうですね。
75話
普段ならまだ寝ている時間にも関わらず、ヘラードとロシエルに順番に抱っこされるエニシャ。
成人式と皇太子任命式の準備で、しばらく会えなくなるためにこうして2人が訪ねてきた訳ですが、もうエニシャも赤ちゃんじゃないので会わない間に忘れたりなんてしません。
呆れながらも皇子たちのハグタイムに付き合った後は食事の時間です。
美味しそうな料理に目を輝かせるエニしゃの横で、ソース派のヘラードと、塩派のロシエルが肉の食べ方について喧嘩しています。
どうせ胃のなかに入れば一緒なんだから、静かにしてほしいものです。
あれだけ条件があれば、確かになかなかこれといったものに出会えないですよね。
どこも妥協したくないという信念は、それだけ皇子たちに対する気持ちが大きい証なのかもしれませんね。
いろんなことがありましたが、エニシャもちゃんと皇子たちに懐いているようで、嬉しいものです。
さてついにカヒルの弟が登場しました。
確か母親に邪魔をするように言われてきたんですよね。
可愛い顔してものすごく悪いことをしでかしそうで今から心配です。
76話
アクシオンは久々のカヒルとの再会をものすごく喜んでいます。
しかしカヒルの反応は全く反対のものでした。
エニシャ(虐待の痕跡は体に残るものではない)
(そしていくら時間が経っても忘れられるものでもない)
(目つきや口調、そして性格など…)
(私は時々カヒルの色んなところから痛ましい痕跡を見つけることがある)
(だけど…)
(こいつ…加害者のくせに平然と話しかけるなんて…)
(更生の余地がまったくないね)
逆にあそこまで加害者意識がないのも、ある意味才能なのでは…というレベルでした。
もしかすると、カヒルが羨ましくてわざとあんな風に演じているのかもしれません。
どうなることかと心配しましたが、やはりエニシャがいてくれると、カヒルも安定しますね。
手を握ってくれたことで自分を取り戻してくれた時には、なんだか私も温かい気持ちになりました。
プレゼントは買えなかったけれど、ある意味それはそれで良い経験になったことでしょう。
そして、エニシャにはアルカスとスカンシャの同時入国という問題が…
ここでレシーナのなりきり魔法を使うのか!?とも思いますが、どちらも力がありすぎて一瞬で見破られそうな予感ですよね。
どちらかといえば、話して分かってくれそうなのはアルカスですが、やっぱりレシーナを使うのは心配でなりません。
77話
皇宮内は任命式の準備で忙しいにも関わらず、庭園でのんびりとティータイムを過ごすエニシャは、この平和な時間の貴重さを感じていました。
明日の任命式を起点に、公の場に参加する回数を少しずつ増やしていく予定なので、これからはきっと忙しくなるに違いありません。
アルカスとスカンシャのこともあり、厄介なところもあるけれど、やっぱりノクシタとベルアンに会えるのは楽しみなのです。
するとそこへ2人の皇子がやってきました。
どうやら時間を作って会いにきてくれたようです。
3兄妹で同じなのは微笑ましいですが、あんなにも悲しまれてしまうなんて…笑
そんな中始まった任命式は、エニシャの登場に住民たちも大盛り上がりを見せていました。
お祭り感満載の雰囲気の中、スカンシャが到着し、派手なパレードを行ったことで、街全体が大盛り上がりです。
そこでやってきたノクシタとベルアン。
まさか手ぶら&2人きり…!?
何か起こるのではと心配した矢先、なんと天空島を登場させてしまいました。
迎えにきたというアピールなのでしょうか、早速なんとも不安でしかありませんね。
78話
任命式について皇子たちは、アルカスとスカンシャから届いた手紙に目を通しながら、苛立っていました。
ヘラードは誰もがエニシャにちょっかいを出すのが気に入らないと、ついに手にしていた手紙を破ってしまいました。
ロシエルもエニシャの可愛さには納得ですが、結婚という目的を持つハクマンに対して、アルカスにはこれといった目的もないと不信感を抱いているようです。
アルカスがエニシャを欲しがる理由として考えられるのは、エニシャが魔法を使えるということと、3番目の星であること…
パレードを見ただけですよね?
皇子たちや陛下、そしてスカンシャにアルカス…
エニシャをめぐる戦いが深刻すぎてもう頭が痛いです。笑
それにしてもアルカスは本当に壮大なことをやってくれました。
早く帰ってきてほしくて、アルカスのことを忘れて欲しくなくて天空島を出したのかもしれないですね。
その前に、陛下や皇子たちを納得させる必要がありますし、何よりスカンシャの存在が厄介です。
スカンシャはなんだか汚い手でも平気で使ってきそうで、今から恐ろしくてなりません。
そしてロシエルがアルカスの目的に気づいてしまったようです。
エニシャがどんな風に立ち回るのかにも注目ですね。
79話
ついに迎えた任命式。
ヘラードが陛下の前に跪き、ヒペリオンの1つ目の星として後世を照らす太陽になることを宣言しました。
陛下は肩にぽんと手を置くと、ヘラードの挨拶を認め、任命式は無事に終わりました。
エニシャはヘラードの頼もしさを実感し、なんとも嬉しい気持ちになるのでした。
それから着替えを済ませ、宴会の準備が進められます。
しばらく会っていないうちに、さらにヤバくなってしまったアルカスやスカンシャたち。
1歳の誕生パーティー以来姿を見せるとあって、変に絡んでくる可能性も高く、正直宴会には出たくないのです。
アルカスやスカンシャがどう接触してくるか分からないため、もうすでに疲れているエニシャですが、陛下や皇子たちにも気を付ける必要が出てきました。
あれだけべったりだと、何か少しでも気に入らないことがあったら捕まってしまいそうですね。
実際、ノクシタに手を振っただけで、あんな風に見つかってしまうのですから…
まあ、陛下や皇子たちを言いくるめるのは簡単ですけど。笑
”お父さんと結婚する”って、多分世界中のお父さんが言われたいワード第一位じゃないですか!?
エニシャが本当にお父さん心に理解がありすぎます。
きっと小さい頃から、親・妹バカに付き合わされてきたからでしょう。
さて、あと3日間の宴の日程、どんな風に過ぎていくのか、まずスカンシャあたりが仕掛けてくるのでは?と予想しながら、次回更新を楽しみに待ちたいと思います!
80話
ついに始まったパーティ。
エニシャはカヒルのエスコートを受けながら会場内を歩くことになりました。
ヘラードもカヒルのことはもう信用してくれているようで、何かあればカヒルの背後に隠れるようにと言ってくれました。
カヒルには、ちょっかいかけるヤツらは即指を斬り落とせとサインを出し、カヒルもそれを承諾して頷きます。
しかし会場内を進んでも、誰もエニシャには話しかけてきません。
もしかすると近づきづらい雰囲気なのかもしれないなと思いながらも、むしろエニシャにとっては好都合なのです。
地獄のお茶会が何だったか忘れちゃったという方は、ぜひ第23話を読んでみてください。
本当にあれは地獄でした…
あの恐怖が再び迫っていると思うと、震えますね。
それにしてもアクシオンが予想以上に弱い人間で驚きました。
妹すら庇おうとしないなんて、よくあれであんなにも偉そうな態度が取れたものです。
いっそのこと、ハクマンや右魔左魔そしてヘラードたちに、ボコボコにしてもらいたいくらい腹の立つ兄妹ですが、エニシャはそうはさせないんでしょう。
ただ今回どれだけ力を見せられるかで、彼らがどんな態度を取ってくるのかも変わってきそうなので、力関係はハッキリさせておきたいですね。
81話
エニシャの周辺で何かトラブルが起こっていると嗅ぎつけて、恐ろしい目つきでこちらへ向かってくるヘラード。
お友達作り作戦として開かれたお茶会での悪夢が蘇るエニシャですが、今回はあの時よりも大変なことになるに違いありません。
なんとかヘラードが来る前に動かねばと、ザドカルの護衛たちを動かそうと試みます。
するとその時リサエラが目に涙を浮かべながら、「皇太子殿下っ…!」と自らヘラードを呼んだのです。
ヒペリオンへやってくる前に、アクシオンとリサエラにはお母様から珍しく厳しい顔で言われた約束がありました。
まさか過ぎました。
ヘラードに想いを寄せる人の登場なんて、今までにありませんでしたよね!?
いつも恐れられていたヘラードが、まさか誰かに一目惚れされる日が来るなんて、私はなんだか感慨深いものがあります。
しかしリサエラのやり方は100%間違っていました。
まさかエニシャを落とすような発言をするなど、ヘラードに最もやってはいけない行為ですよね!
それで嫌われてしまったのに、まるで被害者かのような雰囲気で走り去る姿はもう見ていられませんでした。
今度はザドカルに戻って、ヒペリオンのありもしない悪口でも言いふらしたりしないだろうかと今から心配でなりません。
アクシオンとリサエラには、早い段階で手を打っておくべきではないでしょうか?
まあその前に、右魔左魔とハクマンの相手をしないといけないのですが…(エニシャ同様すでに少々疲れ気味。笑)
82話
エニシャはベルアンとノクシタとともにテラスへとやってきました。
別室ではヘラードがハクマンと話をしていて、ヘラードがハクマンを殺すつもりなのではと不安な気持ちでいっぱいです。
ノクシタがテラスの入り口を閉めると防音魔法をかけてくれ、自由に話せる環境が整えられました。
魔法で出されたプリンのような座り心地の椅子に腰掛けて、エニシャは2人と手を繋ぎながら、まずはハクマンについて話すことにしました。
他の6人の君主を飲み込んでしまった悪霊のアバルティアが、自分の魔力が封印されると同時に解放されハクマンという新しい肉体を見つけてしまったと知ったベルアンとノクシタ。
一体犯人は誰なのでしょう。
アルカスが大人しく引き下がったのも気になりますが、あんな魔法を使うのはハクマンなのでは?!とも…
もしかするとカヒルを傷つけようとしたアクシオンの仕業かもしれません。
いずれにしても、こうなってしまった以上陛下やお兄様たちが大人しくしているとは思えません。
エニシャがずっと心配していた戦争になってしまう可能性だって十分にあります。
まずはエニシャの身の安全が一番心配ですが、本人の中にある魔力はもちろん、デルやレシーナ、カヒルもついているので、きっと無事に戻ってきてくれると信じています。
83話
右魔左魔と一緒に部屋へ入って行ったエニシャは、カヒルにすぐに戻るからちょっと休んでいてと告げました。
カヒルは静かに頷いてエニシャを見送ります。
すると後ろからザドカルの人間がやってきて、アクシオンが呼んでいると言うのです。
部屋でカヒルを待つアクシオンとリサエラ 。
アクシオンはなんだかそわそわしています。
ポケットには何やら小瓶が…
するとそこにカヒルがやってきました。
早速アクシオンが何か言い出しますが、カヒルに彼の話をゆっくりと聞いている時間などありません。
つまりアクシオンが投げた瓶をエニシャに当たるように仕組んだのは、ハクマンたちだったということですよね。
しかもまた自分を頼ってきてほしいというくだらない理由で。
もう本当に、放っておいてよって感じですけど、ハクマンはそれを楽しんじゃってるんですよね。
ヘラードは彼に成人のお祝いをねだったそうですが、果たしてそこにはどんな目的があるのでしょう。
しかしまずはエニシャの身体が第一ですね。
黄金の森へととりあえずは向かいましたが、それだけで解決するとは思えません。
騎士団員であるデルやレシーナはどこにいるのでしょう。
エニシャも救ってほしいですし、さっさとアクシオンも捕えてもらわないとスッキリしませんよね!
84話
エニシャは意識の朦朧とする中、全身が張り裂けそうなほどの熱さと闘っていました。
するとなんだか遠くから声が聞こえてきて、少しずつ体がひんやりしてきたのです。
ようやくカヒルに呼ばれていることに気づいたエニシャは、ついに目を覚まします。
お願いしていた通り、黄金の森に連れてきてくれたようです。
しかし未だ呪いは解けません。
きっとこれは力を暴走させる系統の呪いに違いありません。
魔力を封印されたエニシャにとって、猛毒と同じようなもの…
アクシオンがあんなものをどこで手に入れたのかも気になりますが、今はただこの状況を脱する方法を考えなければなりません。
そうして自分を頼らせることで、何か条件でも提示しようとしていたのでしょうか。
しかしエニシャはアバルティアのそんなやり方には屈しませんでした。
自ら解決する方法を選びましたが、見ていて本当に辛いものでした。
あれほどエニシャを大切に思っているカヒルが涙するのも理解できます。
苦しむ姿を見ていたら、ついつい抑えこむ手を外してしまいそうですが、カヒルは自分の気持ちにも打ち勝ちなんとかエニシャを救うことに成功しました。
きっとあの様子だとエニシャ自身も、呪いを解くことができたのでしょう。
さてここからは復讐です。
カヒルはまずザドカルの仕業だろうと考え、アクシオンに近づきました。
この件にスカンシャが絡んでいると誰か気づくことはできるのでしょうか。
85話
目を覚ましたエニシャは、あれからの出来事をレシーナから聞きました。
どうやらエニシャが昨日のことを他の人に知られたくないだろうと、カヒルが気を遣ってくれたようで、エニシャの世話をレシーナにだけ任せて消えたそう。
レシーナはエニシャの看病をしながら、エニシャに変身してメイド達を近づけないようにしてくれたのだそう。
陛下や皇子達がパーティーで忙しかったおかげもあり、無事に誰にも知られずに乗り切ることができました。
しかしカヒルは、エニシャが休んでいる間一度も姿を見せることはありませんでした。
カヒルはエニシャのケアをレシーナに任せて、アクシオンのところへと向かったのです。
そして右腕を切り落としたのだそう。
なかなか酷いことではありますが、皇女にあんなことをしたのであれば当然のことかもしれませんね。
それにしても、エニシャの宿題に挑んでいたデルも含めて、騎士団のチームワークが凄すぎませんか!?
いつの間にそんなに成長したの!?って私はそこに感動しちゃいました。笑
あのレシーナが、ここまで活躍できるようになるとは感慨深いものがありますよね。
狩猟大会の開会式も無事に成功に終わり、これで式典の重要な部分は全てクリアしたといえそうですね。
あとはハクマンがまた接触してくるかもしれないのでそこに注意しておきたいところ。
カヒルにも会って直接話をしてほしいですし、デルに出していた宿題とやらも気になります。
まだまだ忙しい日々が続きそうですが、あんなことがあったあとなのでもう少ししっかり休んでもらいたいですね。
86話
狩猟大会に参加中のロシエルとヘラード。
ヘラードは必死に次々と獲物を捕らえていきます。
そんなヘラードに、ロシエルがアルカスとハクマンの動きについてどちらも現状大人しいから、手を休めても優勝を逃す心配はないと説明します。
ヘラードはその言葉に安心して、やっと話を聞く気になったようです。
ロシエル「陛下にも申し上げたけど、すぐに了承して下さったよ。すでにアルカスの怪しい気配に気づいていたみたい」
「場合によるけど、ご自身みずから剣を抜くとまでおっしゃったんだ。クテルン騎士団の補助魔法使いたちも待機する予定だしね」
ヘラードは何かを受け取っていたようですが、それが一体何だったのか…
もしかするとハクマンがアルカスの目論みに気づいていて、ヘラードに力を貸すべくエニシャと同じように魔力石のようなものを渡していたのかもしれませんね。
もしヘラードの弱みを握ることができれば、彼も動きやすくなるでしょうし…
しかしそれにしてもアルカスがあんな風に無茶な行動に出てくるとは思いませんでした。
エニシャが待ってほしいとお願いしていたにもかかわらずあんなことをしたのは、なぜなのでしょう。
私にはベルアンが暴走しているようにしか見えないのですが…
あんな風に連れ帰ったところで、エニシャを傷つけるだけに決まってますよね。
最後の涙がまさにエニシャがヒペリオンにまだいたかったという証でしょう。
さてここから、ヒペリオン、アルカス、スカンシャ、そしてエニシャ自身がどんな選択をするのか、注目ですね。
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